北浦和本校 からのお知らせ:
今と未来は違う
こんにちは。 興味ない人にはわからないかも知れませんが、プロ野球では今東京ヤクルトスワローズが旬のチームとなっています。 開幕当初は最下位を独走していましたが、夏前から徐々に調子を取り戻し、今月は10連勝を含む14勝を上げ、勝率.737をマークしています。 前半の結果が響いて現在は4位ですが、このままの勢いを維持できればクライマックスシリーズ進出も見えてくるのではないかと思っています。 さて、プロ野球のリーグ戦は通常3月後半~9月にかけての約半年間で争われます。毎年そうですが、始まってから終わりまで常に首位をキープするチームはまれで、必ず順位が入れ替わりながら進んでいきます。まぁ半年もあれば当たり前と言えますが・・・。極端な話、3月~5月は全敗したとしても、6月~9月まで全勝すればリーグ優勝の可能性だって充分あるのです。 これは受験でも同じことが言えると思います。例えば大学受験を目指す子が模試で偏差値70をとったといっても、同じ実力の受験生は全国には何人も存在するわけで、学習量や質次第で目まぐるしく入れ替わっていくものですし、一流大学と呼ばれる大学に通っている学生に高2の頃や高3の最初の頃の成績を聞いて見ると、案外その大学の合格ラインに遠く及んでいなかったと答える学生も結構います。 要は、何事も頑張り次第で何とでもなるということです。私も高3の春に模試で偏差値50前後だったのが、秋に受けた模試では60まで伸びた記憶があります。 今がこうだから未来もこんなもんだ、と趣旨の決めつけた発言をしている受験生をよく見かけます。確かにそうかもしれませんが、逆に言えばその程度ということになってしまいます。 今がどん底の状態でも好調な状態でも、未来はどうなるかなんてわかりません。勉強にしても何にしても、将来が良い方向へ向かうように信じて頑張っていきましょうね!
[2010-08-23]