北浦和本校 からのお知らせ:
英語は喋って覚えよう。
もう暑さも終わりだそうです。講師の真浦です。やりましたね。 今日は私らしく英語の勉強について書いてみようと思います。 中学生から高校生まで幅広く英語の授業を見させてもらっていますが、個人の能力・知識はともかくとして生徒の皆さんに共通していることがあります。なんでしょうか。 発音の弱さです。 例えば、"she"という単語と、"see"という単語があります。 前者はいわゆる代名詞の「彼女」、後者は一般動詞の「~を見る」という意味です。 両方とも一見同じ発音に思えるでしょう。 実際ほとんどの生徒さんはカタカナにして「シー」と発音しているわけです。 でも、本当は違います(本当の発音についてはカタカナ表記はあまりよろしくないので割愛します)。 英語は世界の多くの人々が話す言語の一つで、いまや日本人にとっても習得することが非常に求められています。 英検や、TOIECの普及はそのためでしょう。 しかし、最近の中学生、高校生を問わず私の同級生である大学生でさえ、英語をしっかり学習できている人は少ないのが現状です。 では、言語の学習はどうすれば一番効率が良いのでしょうか? その答えを知るためには、皆さんが日本語を学んできた経緯をたどることが有効な手段といえます。 皆さんは、もう日本語は完璧ですよね? その学習は、赤ちゃんの頃「ヴァブー」とかなんとか言っている時から始まっています。 まず赤ちゃんは、両親から「聞くこと」から学び始めます。 次に、自分で「ダァ」と「話すこと」を始め、それが相手に伝わるか伝わらないかを察知して自分の言語力を研磨していきます。 それを6歳ごろまで続けて初めて、ひらがな・カタカナなどを「書くこと」を始めるわけです。 ・・・言いたいことが伝わったでしょうか? つまり、英語を上達させるためにはまず「耳を使う」こと、そして「口を使う」ことがなによりの手段なわけです。 まず、どんな単語でも、構文でも、熟語でも、周りに誰もいないことを確認して発音してみてください。 そうすることで、単語を目で覚え、耳で覚え、口で覚え、頭で覚えます。 私の英語の授業では、やたらめったら私は発音して耳に聞かせています。 何人かの生徒さんは、無意識に耳で覚えているみたいですよ笑 ぜひ実践をば。
[2010-09-22]