北浦和本校 からのお知らせ:
黒い問題用紙
こんにちは。講師の渡辺です。 最近、いろんな生徒さんの定期テストの数学の問題用紙を見て、気付いたことがあります。 それは問題用紙が白いことです。つまり問題用紙の余白に途中式や計算過程等を書いていない(もしくは書いたけど消している)のです。 確かに問題用紙に何も書かなければ綺麗ですし、暗算なら書く作業も少なくてすみます。 しかし、計算過程を書きながら計算すれば計算ミスが減り、途中式が書いてあれば見直しが楽になります。そして難しい問題では途中式がヒントになり考え易くなります。 また、消さないため時間が短縮できます。 実際、途中式を書いている人よりも書いていない人の方が計算ミスが多いです。 僕の場合、昔から数学のテストでは問題用紙は両面真っ黒になります。(どこを見ても数字と記号だけです。)そのおかげで計算ミスにすぐに気付き、直すことができます。 テストの時は緊張で普段しない様なミスをしてしまうものです。 そのミスを無くす為にも(特に計算ミスが多い人は)数学のテストの際には問題用紙の余白や計算用紙に途中式や計算過程を書き込んで紙を真っ黒にしてみて下さい。 計算ミスが予想以上に減るはずです。
[2010-11-08]