北浦和本校 からのお知らせ:
部活動
こんにちは。スタッフの橘です。今回は部活動について書きたいと思います。 最近、大学で英語を使ってディベートをする授業をやっています。今取り組んでいるテーマは「部活動を廃止すべきか」です。このディベートで使うスピーチを準備するために、私はインターネットや本を使って資料を集めました。いろんな視点からこの問題を見ようと思い、顧問をやっている教師、保護者、生徒がそれぞれどう思っているのか調べました。 教師は非常に忙しい仕事で、部活動も担当すると家族と触れ合う時間がほとんどなくってしまう、若いからというだけの理由で運動部を任せられてしまう、などの教師の苦しい現状が見えてきました。 保護者の方は大抵、部活動を通して協調のできる大人、精神力のある大人になってほしいと思っています。一方で、部活で忙しい子どもを見て、勉強の方は大丈夫なのかと不安を抱えてもいるようです。 生徒たちは、やりたいことがあるから、勉強以外の事にも力を入れて学校生活を充実させたいから、などの理由で部活動に参加する子が多いです。しかし中には、部活動に参加する事は当たり前で、何かやらないと格好悪いから部活に入るというような消極的な理由しかない子も少なくありません。 私はディベートで勝てるように、主張されている事が多い「廃止すべき」を選びました。 でも実際は、部活動は廃止すべきではないと私は思います。それは部活動の経験を通じてでしか学べないことがたくさんあるからです。 中学生・高校生に、部活に入る時はなるべく軽はずみで入らないで欲しいのでこんな内容を書きました。 部活動は、顧問の教師や保護者の方など多くの方に支えられて成り立っています。もし入ると決めたのならば、入った後は最後までしっかり頑張ってください。 部活動はめんどくさいからいいや、と考えている人はもう一度良く考えてください。学校生活で何かに燃えて、乗り切って、卒業する時に「やったぞ!」と心の中から喜べる達成感を持てたら最高ですよ?
[2010-11-19]