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お習字の上手な書き方「道具編」

こんにちは。講師の渡辺です。 今日で11月も終わり1ヶ月後にはお正月です。お正月には書き初めをする人も多いと思います。 そこで今回からはお習字の上手な書き方をご紹介します。特に今回は書くのに使う道具についてです。 まず筆の用意です。 筆は根元までおりているものを使います。固まっていると筆がスムーズに動きませんし、無駄な力がかかってしまいます。墨は筆を持ち上げて墨が垂れないくらいを筆につけます。つけ過ぎたら硯の広いところで墨を落とします。墨が多いと書いた時ににじみ、少ないとすぐにかすれてしまいます。 次は紙についてです。 半紙でも書き初め用の紙でも縦の中心線が入るように半分に折ります。紙の中心がわかると文字をバランスよく配置できます。 次に墨についてです。 墨汁を使う場合、墨汁は硯の深いくぼみが埋まるくらい入れます。少ないと書いている途中でなくなってしまいます。多いと筆に墨を多くつけすぎてしまいます。 最後に文鎮についてです。文鎮は必ず使います。使わないと書いている最中に紙が動いてしまいます。 そしてついに書き始めます。 次回の担当の時に「半紙での書き方」についてご紹介します。

[2010-11-30]

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