北浦和本校 からのお知らせ:
お習字の上手な書き方「半紙編」
こんにちは。講師の渡辺です。 今回は前回の担当分に引き続きお習字の上手な書き方「半紙編」をご紹介します。 半紙の場合は縦線だけでなく横の折り目が入るようにも折りましょう。 道具の準備が整ったら、いきなり書くのではなくまずお手本を見ます。字の形や筆順、線の太さや長さ、とめなのかはねなのかはらいなのかを観察します。 次にまだ筆は持たずに指で半紙の上をなぞってみましょう。実際に書く時にどの辺りを通るのか、どこで止まるのか、どこではねるのか、どの方向にはらうのか等を考えながらやると良いでしょう。 では書き始めます。紙全体が見えるよう姿勢は良くし、筆は持つというより吊り上げるイメージで持つと筆を立てながら書けます。そうすることで文字をバランスよく配置できます。 筆を寝かしたり姿勢が悪いと視野が狭くなり文字のバランスよく配置できません。 線の書き始めや折れの部分では一度軽く紙の上で筆を止めてから勢いよく書きます。はねやはらいは筆をゆっくり動かします。そうすると綺麗な線が引けます。横線は少し右上がりに、縦線は真っ直ぐ下へ書きましょう。 あとは元気良く書くだけです。元気良く書かないとなよなよした文字になり弱々しく見えます。そのため、多少下手でも、細かいところを気にせず元気良く書いた方が上手い文字に見えます。 今回はここまでです。次回の担当分では「書き初めでの上手な書き方」についてご紹介します。
[2010-12-23]