北浦和本校 からのお知らせ:
数の愛
皆さんこんにちは。講師の川原です。 今日はちょっと数について話をしたいと思います。 数の愛 “友愛数” って皆さんご存知ですか? 二つの自然数があって、自分自身以外の約数をたした数が、 互いにもう一つの数と同じになる数の組のことをさします。 いちばん小さいのが、(220,284)であり、 220の約数の和は、1+2+4+5+10+11+20+22+44+55+110=284 であり、 284の約数の和は、1+2+4+71+142=220 みたいな数のことです。 実はこの数、昔は恋の媚薬ともされていて、 昔のアラビアでは二つの果物の片方に220を、もう一方に284を彫って一方を自分で、 もう一方を愛する人に贈って食べたとされています。 なかなか素敵なお話ですね。 また、友愛数と近い、“婚約数”なるものも存在しています。 これは、友愛数の考え方と同じだけど、1と自分自身の数を抜いた和で考えます。 いちばん小さいのが(48,75)で、 48について、2+3+4+6+8+12+16+24=75 75について、3+5+15+25=48 ですね。 この数を、好きな人に贈ってあげると、とっても喜ばれると思いますよ。(どうかな?(笑))
[2011-04-27]