北浦和本校 からのお知らせ:
辞書を使う
こんにちは。講師の山口です。 今日は辞書を使う時のポイントをお話しようと思います。 中学生、高校生の皆さんは、学校で英語の授業があり、知らない単語や熟語に出会った時、英和辞典を使って調べることが多いかと思います。 私も現在フランス語を勉強していますが、辞書をどんな風に使えば良いのか、いくつか気付いたことがあります。 私は電子辞書か紙辞書か、どちらがより良いかと言われたら、紙辞書をオススメします! 電子辞書では、画面にひとつの単語についてしか表示されません。そしてボタンを押して画面をスクロールしなければなりません。 しかし紙辞書は見開きで辞書を開いた時に沢山の単語が載っていて、目当ての単語以外にも沢山の単語や派生語を目にすることができます。またひとつの単語についての解説や例文が一目でわかりますし、見開きのページに対してのその単語が占める割合から、どれくらいの種類の使い方や意味があるのか、またどの程度重要なのかが分かります。 また、紙辞書には自分で書き込みが出来るので、一度調べた重要単語や熟語にチェックや書き込みを入れれば、また次に調べた時にそれを目にすることが出来ます。 ひとつの単語でも意味や使い方は沢山あり、そこから派生して出来た単語も沢山あります。 ひとつ単語に対してひとつの意味、ではなくて、こんなに沢山のことを一緒に知ることが出来たら楽しく勉強が出来そうですよね? 電子辞書でこれが出来ないという訳ではありませんが、このような点に注目すると紙辞書の方がより使いやすいと思っています! ここでは外国語を例にお話をしましたが、国語辞典を使う時にも同じようなことが言えると思います。 学校や塾には、紙辞書は分厚く重いので持って来たくない、という人は、家でやる予習、復習の時間だけでも是非試してみて下さい!
[2011-05-26]