北浦和本校 からのお知らせ:
紫外線と赤外線③
こんにちは。講師の奥津です。 さて前回に引き続きで紫外線と赤外線で、今回はこれらの光がどのように化学と関係しているかについてです。 前回の内容ですが、光はエネルギーを持っていて光の種類や色によってそのエネルギーの大きさが異なるとされています。 ここで物質には特有の吸収波長というものを持っています。簡単にいうと物質は何らかの光を吸収するといった性質があるということです。これによって様々な色を持った物質が存在するのです。ただ吸収した光の色が目に見える色になるのではなく、その吸収した色の補色がその物質の色となっているのです。ちなみに補色とは色相環における反対側の色です。 例えば赤い色の物質があったら、赤の補色は緑なのでその物質は緑色の光を吸収していることになるのです。 3回と長くなりましたが、光について少しでも興味を持ってくれれば良いかなと思います。
[2011-09-19]