北浦和本校 からのお知らせ:
豆知識
こんにちは。 講師の小林です。 11月に入り、いよいよ今年も残すところあとわずかになってきました。皆さんいかがお過ごしですか? 季節の変わり目なので、体調を崩さぬよう留意してください。 さて、話は変わりまして今回も皆さんの骨休めになることを願い、豆知識をお教えしたいと思います。 皆さんはハイキングに行ったり、遠足に行ったりしたことが今まで一度はあると思います。特に後者は行事で多数の人が経験あることでしょう。その際、大概弁当を持参しませんか? 今回は、この弁当を持参する慣習の起源についてお話しします。 実は、この慣習も歴史が意外と浅く、江戸時代になってから確立したと言われています。江戸時代には握り飯は旅ないし遠出の際の必需品でした。そして、江戸庶民は当時、朝早くに米を一日分まとめて炊くという習慣があったので、朝握り飯を作って出掛けることに非常に都合が良かったのです。 ちなみに、米を主食とするアジア諸国において、握り飯を作るという文化は日本以外にありません。今でも中国などでは登山等の遠出をする際は手ぶらで行き、現地の売店や行商人から食料を購入するそうですよ。 以上豆知識でした。 それでは今回はこの辺で失礼します。
[2011-11-04]