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小平校 からのお知らせ:

数学者で、しかも革命家だったガロアの話

こんばんは! スタッフの川良日郎(かわらひろ)です。


季節は梅雨まっただ中、小平1中の皆さんは期末テストも迫ってきて勉強をがんばっていることと思います。ですが、今日は少しテストの話から離れてある数学者の話をしようと思います。


名前はエヴァリスト・ガロアといって、フランスの1811年生まれの数学者です。数学の「体論」と「群論」といわれる分野を研究して、ガロア理論と呼ばれるものを作り出したのですが、注目したいのは彼の人生です。

ガロアは10代で数学的な発見を次々におこなう天才でしたが、同時に、フランス革命の時代の熱狂的な革命運動家でもあったのです。数々の発見は10代のうちになされて、20歳のときにまとめられていますが、20歳のうちにガロアは反政府活動からの投獄や失恋を経験し、さらにに恋敵から申し入れられた決闘に負けて死んでしまうのです。


数学というと物静かで熱血とは程遠いような気がしますが、フランス革命の時代には、それにあった天才もいたということですね。ただ、今回の話は例外中の例外だとしても、数学者が数学的発見をどのようにして行ってきたか、という話を聞くと数学のイメージが変わるかもしれません。意外と数学も熱血な人たちの努力の結果だったりするのです。。


最近は雨が多くて梅雨らしいですね。

体調を崩さないように注意しましょう。


川良日郎

[2015-06-26]

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