公式サイト限定キャンペーン

新越谷校 からのお知らせ:

気を付けなければならないこと

みなさん、こんにちは。新越谷校講師の加藤です。 今日は、塾に出勤するまでに経験した一つのお話を書きたいと思います。 直接塾や勉強には関係ないかもしれませんが、大切なことだなと思ったことです。 私の家から駅までの間に児童公園がいくつもあり、そこの横を通って駅に行きます。 さてその公園の横を通ると、怒鳴り声が聞こえました。 私もその声のほうを見ていると、公園で小学生の男の子2人と、女の子が数人が少し離れたところにおり、怒鳴られたのは小学生の男の子2人でした。 さて、誰に怒鳴られていたかというと、ちょっと年配の男の人でした。 その男の人の身なりは、あまりきれいでなく、ちょっと古い、汚れている身なりで、自転車も見るからにどこかで拾ってきたであろうというのがすぐにわかる自転車でした。 公園でサッカー、野球はやってはいけないのに男の子たちが、やっていたので、怒鳴られたらしいのです。 しかし、ある程度の身なりの方ならば、本人たちも「すみません」とあやまってすんだのでしょうが、なかなかそうはいかないのが、みなさんも想像できるのではないでしょうか? 私も頭の中にいろいろなことが浮かびましたが、とりあえずその中に入っていくことにしました。 そこで、その男性に「何があったんですか?」これもまた、とても丁寧に声をかけてみました。 そうすると、その男性は「この子達が、サッカーしているから注意してるんだ」といいます。 私はとにかく「そうですね、おっしゃる通りですね。」 と、肯定だけを繰り返ししました。 話を聞いていくと、ご自分は警察にも顔が利く、とか、ここはサッカーをしてはいけないんだとかを繰り返し話しています。 なので、「そうですね、その通りだと思います。では、私がおっしゃるとおりにこの子達の親御さんに話をしましょうか。そしてお時間を取らせてしまいますが、ご一緒にこの子達と交番に行っていただけますか?」などを話していくと、その男性はにこにこしてはいましたが、いやいやいいよと言い始めました。 「きっと、ほかでサッカーをする場所がなくてついやってしまったんですね。きっと今注意されたので、反省していると思います。お急ぎのところ、見てくださってありがとうございました。お時間大丈夫ですか?」 などと、話すと男性は「大丈夫、大丈夫」などと言ってまたにこにこして、結局は自転車で公園を出て行かれてしまいました。 男の子に声をかけると、目が赤くなってしました。 「怖かった?」と聞くと、「怖かった」と答えました。「ああいう時は、逃げてもいいんだよ。」と話すと、ちょっと落ち着いたのか、走り出して公園の外の駐車場のところにいき友達と座り込みました。 そのあとに少し離れたところにいた、女の子たちがやってきて、私の周りでいろいろ話し始めました。聞くところによると公園にいた小学生たちはみな同じ小学校で、顔見知りとのこと。こういう時の女の子はやはり少しお姉さんなのでしょうか、私が「じゃあね」と言って、公園を出ると、男の子たちに向かって「お礼言わなきゃでしょ」と言っています。 すると男の子たちが「ありがとうございました!!!」って叫んで言ってくれました。 さてみなさんはこの話を聞いてどう思いますか? 私は、いろいろ考えることもありましたし、気を付けなければいけないことも改めて感じましたし、またちょっとほくほくした気持にもなりました。 子供たちに危険がなかったことが一番良かったです。 そして、私たちもう一度考えなければいけないこともあると思わせる出来事でした。

[2012-04-20]

新越谷校からの重要なお知らせ

11月4日は通常授業があります