新越谷校 からのお知らせ:
なぜ、勉強をする必要があるのか
こんにちは。新越谷校講師の村瀬です。今回は、「なぜ、勉強をする必要があるのか」という、中学生は特に感じているだろう疑問についてお話ししようと思います。
わたしは中学生の頃、どうしても行きたい高校があり、がむしゃらに勉強していました。
その甲斐あって無事、志望校に合格することが出来ました。
しかし、高校に入学すると、目標を失ってしまい、勉強する意味がわからなくなってしまいました。
それからというもの、全く勉強しなかったため高校での成績はいつも下位でした。
勉強は嫌いではなかったはずなのに、机に向かうことすら嫌になってしまったのです。それから時が経ち、高3の夏、大学に行くのが当たり前だった高校の流れに乗って、受験勉強を始めます。半年で間に合うわけもなく、浪人することになります。そして、浪人していた一年間に、「なぜ自分は勉強する必要があるのか」という答えが何となくわかってきます。
一言で言うと、“自分の可能性を広げるため”です。もちろん、有名大学に入って、大企業に入れば、多額のお金が手に入ります。豊かな生活が送れることでしょう。しかし、私が言いたいのは、その類の可能性ではありません。
私が高校生の頃、単純にカッコいいという理由から美容師になりたいと思い、当時通っていた美容師さんに相談したことがあります。すると、美容師さんは「今のうちは勉強しておきなさい。」と答えました。
私が理由を尋ねると、「心変わりして、大学に行きたいと思った時、学力が足りないとその選択肢が必然的に失われてしまうから。」ということでした。
確かに、美容師になりたいと勉強をしていなかった人が、大学に行くのは相当な苦労を伴います。
また若いうちから、自らの将来の可能性を狭めてしまうことは良くないと思います。夢なんて若いときはコロコロ変わるものでしょう!私もそのうちの一人です。
勉強できる人はカッコいいです!私の祖父は今72歳ですが、先日、漢検準1級に合格しました。私は勉強熱心な祖父を尊敬していて、自分も将来はそんなおばあちゃんになりたいと思っています(笑)
長くなりましたが、人生80年、入試までに残された約半年、死に物狂いで勉強するのも悪くないはずです。一緒に頑張りましょう!
[2013-10-13]