新越谷校 からのお知らせ:
繰り返し行うこと・・・計算練習
みなさんこんにちは。
個別指導塾ノーバス新越谷校の加藤です。
さて最近試していることがあります。
それは計算練習の方法です。
私の古い記憶によると、小学生の時に塾で3.14の計算をどうすれば楽になるか・・というのを考えて工夫して計算していたのを最近思い出しました。
これはいわゆる『計算の工夫』という単元にもすでに入っているのですが、中学生だと『分配法則』ですね。
塾で行う計算は、本当に大変なので、何とか早く仕上げたいと思いながら計算していました。
そろばんを習っていた子や公文に通っていた子は本当に早くて、悔しかったんですね。
ですから、何とかしてその子たちに追いつこうと3.14を2倍すると6.28,3倍すると12.56とかは当時にしっかりと覚えていました。
またぞろ目のかけ算も九九のように暗記していたように思います。
これもまた塾の先生に覚えましょうと言われたんですね。
1×1から20×20までは暗記しました。
一時期感じたのは、一昔前と(また昔話になりますが)今では、学校で扱っていた計算量が随分と減ったということです。
ここ最近は小学校の場合、中学校もですが受け持ちの先生によって、宿題の量が全く違うということです。それでも少々少ないかなと思ってしまいます。
それが、計算スピードやケアレスミスにつながっているのは間違いではないでしょう。
また計算に工夫が足りないとも生徒さんを見ていて感じます。
やはり『量より質だ』といっても、まずは『量』をこなしてから『質』に向かっていかなければいけません。
さて話が横にそれました。
以前講師だった時に授業開始後の『5分間計算』を行っていました。
大体3問から5問くらい選んで、授業始めに取り掛かります。
これにルールを付け、1度で全問正解しなければなりません。
もし1問でも間違えたら、また違う問題を選び再度行います。
ここで一緒に私も解きます。
そして答え合わせの時に、見比べるわけです。
途中式の書き方、式の順序や計算の順序も見ていきます。
いろいろな計算の仕方があるので、最終的に答えがあっているかどうかも見ます。
そうすると、正解であればこんな解き方もあるんだとしっかりと見ますし、間違えていたらどこでどういうミスをしたかも本人もわかるわけです。
本当だったら、3問で終わるところを10問になることもありますが、長くなれば『今度こそは・・』と集中力が増すわけです。
これで自分のミスのパターンをみな認識できるようになりました。
計算ミスも重なれば大きなダメージになります。
ここで一つ、正確さ、速さ、をマスターさせたいと思います。
[2016-04-19]