新越谷校 からのお知らせ:
今年度卒業するみなさんへ
今年度卒業するみなさんへ
卒業生のみなさま、ご卒業おめでとうございます。
さてみなさんどんな中学校生活でしたか?
もう卒業式も終え、晴れ晴れとしていることでしょう。
ノーバスでこのような中学3年生を送る会をこの校舎で始めたのは、早くも5年も前になります。
さて皆さんにどのような話をしようかといろいろ考えましたが、あれもこれも話をしたいと思い、まとまりませんでした。
ですので、しっかりと話ができるようにみなさんへお手紙を書きました。
さて、みなさんは高校に進学することになりましたが、高校に入ったら何にチャレンジしたいことはありますか?
部活を頑張りますか?
バイトをやりますか?
勉強を頑張ろうとおもっていますか?
みなさんはそれぞれに本当によく勉強をされていたと思います。
けれどたくさんの誘惑もあったことでしょう。
そしてその誘惑に負けたこともたくさんあるでしょう。
そしてこんな言葉をかけられたこともあるのではないかと思います。
家に帰れば勉強しなくていいの?と、言われ、大丈夫なの?・・・
そろそろ本気出さなくて大丈夫?とか・・・
正直に、本当に正直なところその言葉を聞くたびに
うるさいなあ
と思ったこともあったでしょう。
それが普通です。
本当に正直な話をすれば、私が中学のころよりもたくさんたくさんみなさんは勉強に向かわれていたと思っています。
夏や冬の講習後の課題をしっかりとこなし、過去問を解き、受験前は塾に来て勉強して、本当に素晴らしいと心から感心をしていました。
私の話をすると、
願書を出す前日か2日前に初めて受験する高校を見に行きました。
自転車で学校の帰りにくるっと回って高校の周りを見に行っただけです。
本当に受けたい高校は「受けたい」と母親に言えずにいました。
成績が足りないから、落ちるかもしれないということを考えると、親にいうことが出来なった、というのが理由です。
そんなふうにして通った高校なので1年生の時は、しょっちゅう休んで欠席日数が30日以上にもなり、大学受験の時に欠席日数がひっかかる一歩手前までになりました。
いじめにちょっとあっても、取り合ってくれない担任の先生がいました。気のせいでしょう。と。
いじめの主犯の子がいろいろ私に言ってきてもくすくす笑ってる子たちがほとんどでした。
それでもその時の私はやめるという選択はしなかったんだと思いました。今思うと不思議です。
2年生になればきっと楽しくなる、と。
不思議なことにその通りでした。
2年生になったら本当に今までのことが不思議なくらい変わりました。
クラスで協力して文化祭で学年1番になり賞をもらいました。
高2の時に突然音大に行きたいと思い、受験まで1年で準備することになり、何とか危ない危ないといわれながら、何とか無事に大学に合格できました。
そんなふうに通った大学が一番勉強もしましたし、楽しかったし、連絡とらなくても今でもつながっている友だちがいます。
こんな経験をしたからこそ、みなさんには自分が一番受けたい高校を受けてほしいと思っていました。
高校に入って、大学に入って本当に大変なことがあった時、人が決めたことだと頑張ることができないなあと。けれど自分が決めたことであれば、何とか乗り越えることが出来る。
この塾では、勉強はもちろんのこと、自分でしっかりと自分のやりたいことそうでないことを見極めるようになってほしい、後悔だけはしてほしくないといつも思いみなさんを見てまいりました。
同じことになってしまいますが、高校では、
遊ぶのもよし
勉強するのもよし
他のことをするのもよし
何でもいいです。
自分がこれというものがあれば、どんなことでもチャレンジしてください。
失敗してもいいです。
後悔だけはしないでください。
こまったことがあればいつでも塾に来てください。
家出をしたいと思ったまずは、塾に来てください。
なんでもいいです。
遊びに来てください。
これからもみなさんに会えることが一番うれしいことです。
いつまでもお待ちしています。
新越谷校 加藤香
[2018-03-18]