新越谷校 からのお知らせ:
中1ギャップ
こんにちは。ノーバスの加藤です。
今年度は新型コロナウィルスに伴う学校休校の影響もあり、例年よりは少ないのですが、近年、新学期開始直後に小学6年生や中学1年生の方の教育相談のお問い合わせを多く頂きます。中学校は公立私立の差はほとんどなく半々です。そして入学後半年経つとさらに多くなります。『中学1年生になって最初の定期テストでは80点位取れていたのに、後期の定期テストでは50点くらいしか取れなかった。』などといった悩みが多いようです。
いわゆる 『中1ギャップ』 にはまってしまうパターンですね。
確かに小学校ではテスト前にテスト対策をそれほどしなくても80点~90点位の点数は取れるでしょう。(毎回それ以下の点数ならかなり学力を心配してください。)
しかし、中学生になると中1の最初のテストなら平均点が80点くらいでも普通ですが、中1の後半になれば平均点が50~60点程度になります。
テスト問題を作成する先生によっては平均が40点台というテストもあります。
平均点が90点と60点ではテストの難易度が随分違いますよね。
つまり小学生の時のテストは出来て当たり前。しかし中学生の定期テストは差が出るように作られるのが当たり前という事です。
また神奈川県公立高校受験に関しては中学2年生からの『内申点』つまり『学校の成績』が受験の点数に加算されます。
平均点が60点のテストで80点くらい取れていれば成績表で「4」がつく可能性は高いですが、逆に50点くらいだと「3」くらいの成績が妥当なところです。
勉強はとにかく積み重ねです。
小学生の生徒は小学生の学習内容を完璧にしておく事。
中学生の生徒も定期テストの前だけではなく、普段から学校での授業内容をきちんと消化して一歩一歩進んでいくことが大切です。
中学1年生で遅れが出てしまっている生徒は早めにつまづいている所まで戻って学習しなおすことが大切です。
特に部活動が忙しい生徒は勉強のペースを作っていく事が大変になります。
早いうちに『自立学習』が出来るように、分からないところまで戻って勉強しなおしたり、英語や数学などを先取りして学習してスタートダッシュを切れるように準備していきましょう!
[2020-06-08]