新越谷校 からのお知らせ:
【N先生卒業おめでとう】
ある中学3年生の女の子が自習の時、いつも自分のことだけでなく、同級生の女の子にも声をかけていました。端からみていると、とても元気な女の子ですが、蓋を開けるといつも何かしら悩みを持っている女の子でした。
考え始めると、次から次へと考えてしまい、悩みを深くしてしまう傾向がありました。
また、元気な見た目とは反対に、自分の意見をしまいこんでしまう傾向がある子でした。
ある先生の言葉がしっくりときたようで、希望の高校を見つけ、見事成績も問題なく内申を揃え合格しました。
高校へ進学すると、一年に一度くらいふらっと、塾へ顔をだしてくれました。
そのときに考えていることや状況、悩みごとを話しにくるのですが、なかなか言えない様子でした。
困っている人がいると大きな声で元気良く声をかけに行ったり、悩みごとがあればその友人のそばにそっといたあげることが出来るのに、じぶんのことになったとたんに、一歩が踏み出せなくなるのです。
そんな両面をもつ彼女が大学へ進学し、新越谷校の講師になってくれました。
やはり、生徒からも愛され、保護者からも信頼を得る講師となってくれ、私も頼りにしていました。
子供の前では見せないものの、やはり、在学中もいろいろ悩み抜きながら、就職活動をされていたと思います。
そこでしっかりと内定を決め、この3月で新越谷校を卒業されました。
人一倍元気で、人一倍悩み抜く。だからこそ人の痛みを理解できる強さや力があったように思えます。
是非ともこのまま失くさずにその強みを活かしていってほしいと思います。
N先生の卒業は大変さみしいですが、今後の活躍に期待しています。
卒業おめでとう
これからも頑張ってね。
[2021-03-22]