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秋の雑学
こんにちは、ノーバス馬込校です。
最近、急激に気温が下がり、遂に秋の訪れを感じる季節になりましたね。今回はそんな秋に関する雑学を紹介したいと思います。
1. 「紅葉」のメカニズム
秋になると、木々の葉が赤や黄色に色づきますが、これは植物が冬に備えて光合成をやめ、葉の中のクロロフィル(緑色の色素)が分解されるためです。これにより、クロロフィルに隠れていたカロテノイド(黄色系の色素)やアントシアニン(赤色系の色素)が表に出てきて、紅葉や黄葉が起こります。紅葉が特に鮮やかになるのは、日中は暖かく夜が寒いときです。
2. 「秋分の日」はバランスの日
秋分の日(毎年9月23日頃)は、昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。この日は古くから「自然を称え、祖先を敬う日」とされており、日本では国民の祝日です。また、秋分の日を挟んだ前後7日間をお彼岸と呼び、特に先祖を供養する習慣があります。
3. 秋の虫の音は日本だけが「音楽」?
秋になると、日本では鈴虫やコオロギなどの虫の音が風物詩として親しまれます。しかし、他の国では虫の鳴き声を「雑音」として扱う文化もあります。特に西洋では、虫の声を楽しむ習慣はあまりなく、日本特有の感性で「秋の音楽」として虫の声を美しいものとして捉える文化があります。
4. 食欲の秋の理由
秋は「食欲の秋」とも言われますが、これは単なる文化的な表現以上に、科学的な根拠もあります。気温が下がることで体がエネルギーを蓄えようとし、自然に食欲が増すと考えられています。また、秋は収穫の時期でもあり、米や果物、野菜、魚などの食材が豊富に取れることも、食欲が増す要因です。
5. 月見団子の由来
秋の風物詩である「お月見」では、団子を供える習慣があります。この月見団子は、満月を模した丸い形をしており、月の豊かさや実りを象徴しています。15個の団子を三段に積み上げることが一般的で、これは十五夜にちなんだものです。団子を食べることで健康や幸運がもたらされるとされています。
6. 秋の星座と天体観測
秋は夜が長くなり、天体観測に適した季節でもあります。代表的な秋の星座にはペガスス座やアンドロメダ座があり、特にアンドロメダ座にはアンドロメダ銀河という肉眼で見える銀河が含まれています。また、秋は流星群も多く、オリオン座流星群(10月頃)が特に有名です。
7. 「木枯らし」って何?
秋の終わり頃、特に11月になると、冷たい風が吹き始めます。この風を日本では木枯らしと呼びます。木枯らしは、木の葉を落とし、冬の訪れを告げる風として知られています。気象庁では、東京や大阪で木枯らしが吹いた日を記録しています。
8. 秋のスポーツの祭典
日本では、秋になると多くの学校や地域で運動会や体育祭が行われます。秋が選ばれる理由としては、夏の暑さが和らぎ、スポーツをするのに最適な季節だからです。また、古くから農業の収穫が終わり、体を動かす余裕ができる時期としても、秋は体力作りに適していると考えられていました。
9. 「十三夜」も忘れずに!
十五夜は有名ですが、実はその後に十三夜というもう一つの月見の習慣もあります。これは旧暦の9月13日に行われる月見で、主に豆や栗を供えることから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。十三夜も晴れていないと縁起が悪いとされ、両方の月を楽しむことが良いとされています。
10. 秋の衣替えのタイミング
日本では、10月1日を衣替えの日としています。この日を境に、学校や職場で夏服から冬服への移行が行われます。秋は気温が変動しやすいため、少しずつ重ね着を始めるのが一般的です。衣替えの習慣は平安時代から始まったとされ、当時は貴族が季節に合わせて服を変えていたことに由来します。
秋は日本の四季の中でも特に自然や文化が豊かに表現される季節です。
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[2024-10-21]