勉強する意味

「なんで勉強しなくちゃいけないの」
「勉強する意味分かんなーい」
「将来役に立たないじゃん」なんてよく聞きます。


尤もな意見です。
学校や塾の先生でもない限り、古典とか微積分とか化学とか英文法とか歴史の知識を使う場面なんて無いのでしょう。
新聞や本が読めて、買い物に必要な計算が出来れば、生活には、まぁ困らないでしょう。



勉強するのはいい高校に行くため?じゃあ高校に入ったら?
次は大学?じゃあ大学に入ったら?
就職?じゃあ就職したら?


こんなん考えてたらキリがない。


ただ「将来使わないし、勉強する意味ないじゃーん。だからやらなーい」だと後々困ったことになります。


中卒にしろ、高卒にしろ、大卒にしろ、どんな仕事をするにも、その時その時で覚えなきゃいけない事柄やルールがあります。
それらを「将来使わないから」と覚えないのか、「意味ないじゃん」と覚えないのか。


そんな風に考えて動いていると、その時その時、一時的には楽なのかもしれません。
でも、その先、確実に生きにくくなるでしょう。


覚えてこなかったツケ、勉強してこなかったツケを1日1日溜めているんだと分かったその時にはもう遅いです。

[2019-03-07]