松戸校 からのお知らせ:
「犬と肉」
ある犬が肉を咥えながら橋を渡っていた。
ふと、下を見ると見知らぬ犬が肉を咥えながらこちらを見ている。
犬はその肉が欲しくなり、脅すために吠えた。すると咥えていた肉が川に落ちてしまい、流されてしまった。
というのが昨日オススメした「犬と肉」。
こんな短いお話でも教訓を伝えられる。
問題なのは、子どもでも読めるし(童話だからね)
この話で何を言いたいのか子どもでも分かる(童話だからね)
ただ、文章を読めても読解力があっても、結局この話の「犬」がたくさんいるという事。
さらに問題なのは、お話で本当に伝えたい事をきちんと伝わらないであろう人がたくさんいる事。字面だけでしか捉えていない人がたくさんいる事。
この話の犬はきっとこの先、脅すために吠えないでしょう。
[2019-08-21]