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言葉の語源

世の中には色々な言葉で溢れかえっておりますが、
その言葉たちが、何故そういう意味で使われるようになったか、
あまり良く知らないまま使ってしまっている人も多いのではないでしょうか
そこで、ここで今回はそんな語源をよく知らないまま使われている可哀そうな言葉たちを4つほどご紹介していきます。



⒈【イライラ】
【イライラ】は「イラっとくる」「イラつく」などでよく使い、聞いたことがあると思います。
【イライラ】は漢字で書くと【苛々】または【苛苛】と書き、この【苛】の字は、本来、植物に生えている棘のことを指します。この棘が手に刺さり、不快感を得、煩わしい物を転じて【苛々(イライラ)】と言うようになりました。

⒉【どんでん返し】
【どんでん返し】の意味はご存知の通りに【一気に状況をひっくり返す】
これは舞台で風景や場面を変える為の装置の1種の【強盗返し(がんどうがえし)】が語源。

⒊【シカト】
【シカト】の意味は【無視をする】という意味です。これは有名ですので知っている人も多いのではないでしょうか。
花札の紅葉の札に、紅葉と鹿が描かれているのですが、この鹿、紅葉の事をちっとも見ていないのです。
全く見ていない鹿の頭→鹿頭(しかとう)→シカトという風になったそうです。
最近はあまり耳に入ってこなくなり、平和になったものだと感じております。


⒋【モテる】
この言葉の語源なんて知らなくても結構ですけど、一応…。
【モテる】は江戸時代から使われていやがる言葉で、わざわざ漢字で書くと【持てる】だそうでございます。、何故、わざわざ【持てる】と書くのかと言うと【持てる】は
①持ち得る
②保ち続ける
と2つの意味が元々の意味ではあるのですが、それが転じて、
③持てはやされるという意味に転じたそうな。
今では①、②の意味に漢字、③の意味にカタカナで表記するのが一般的な気がします。
人生で3回あると言われている【モテ期】(映画にもなってましたね)は広辞苑には載っていませんので、根も葉もないまやかしです。



以上、一部私情が入っていましたが、語源をよく知らないであろう言葉4選でした。
言葉を知っていると国語力が上がるという事の他に、単純に世界が広がります。色々な視野で物事を見ることが出来ます。またこういう言葉を紹介出来る時があれば紹介したいと思います。

[2020-02-24]

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