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計算問題と文章問題

こんにちは。講師の石田です!

いきなりですが、算数の文章問題と計算問題、どちらのほうが好きですか?
きっと、計算問題だと答える方が多いのではないでしょうか。

算数の文章問題は、文章から読み取って式を自分で考えなければならないので、普通の計算の方が考えることが少なく、解きやすいかと思います。
生徒の中でも、計算問題は得意だけど文章問題は…となる生徒がほとんどです。

今日は、そのような文章問題の立式の仕方のコツを記載していきたいと思います。
文章問題をできるだけ簡単に考えることができる説明をするために、実際に授業でも行っている例を出して考えてみようと思います。

例えば、小学6年生の単元にある「文字と式」にこのような問題があります。

◇2.5Lのジュースを、同じ量ずつ何人かに分けます。x人に分けたときの、1人分のジュースの量を求める式を書きましょう。

まず、子どもたちは小数であることに嫌悪感を持ちます。
そのうえ文字が問題中に出てきて、その文字も式に組み込まなければならない、という問題です。
この式が、こうなるとどうでしょうか。

◇18Lのジュースを、同じ量ずつ何人かに分けます。3人に分けたときの、1人分のジュースの量を求める式を書きましょう。

この式を子どもたちに出すと、あまり考えることなく
「6!!」
と答えてきます。ここから、どういう式で考えたのかを聞くと、
「18÷3!!」
と、これもすぐに返ってきます。

ここから、先程の問題をもう1度聞くと、子どもたちはすんなりと
「2.5÷x」
と答えてくれます。

文章問題を解く前に、形式は同じだけど難易度が違う問題を出すことによって、「この問題と解き方が同じなんだ」という考えを子どもたちは持つことができます。
そうして、「苦手だなあ」という子どもたちの意識をなくすことができます。
このことを繰り返していくと、立式することが苦でなくなり、文章問題も自分の力で解くことができるようになります。

①文字をなくし、数字を簡単にして類似問題を出してみる。

②答えた後すぐに最初に解こうとしていた問題を解かせてみる。

この2つが文章問題の立式の仕方のコツです。お子様の学習に少しでも役立てていただければ幸いです。




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[2020-07-04]

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