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国語の長文読解が苦手な子たちへ ~音読という解決法~


こんにちは、個別指導塾ノーバス松戸校です!

少し前までは綺麗に花を咲かせていた桜も今では葉桜に変わり、新緑を楽しむ季節になってきました。皆さんはもう新学年の生活に慣れてきたでしょうか?

もし「勉強についていけそうにない」「このままじゃ不安だ」という方がいましたら気軽に相談してくださいね。

さて、今日お話しするのは「声に出して読むこと」についてです。

私たちがまだ小学生だったころは宿題として国語の教科書の音読が出ていましたが、皆さんはいかがでしょう。中には宿題として出てはいたもののあまり積極的ではなかった子もいるのではないでしょうか。

音読をしていて「これ、意味あるのかなぁ」って思いませんでしたか?

結論から言うと、本当に大切な意味があります。
実はこの「音読」は宿題の中で唯一「助詞を意識する力」を養える宿題だということです!!

「……助詞?」

そう思った子たちは少なくないと思うので、実際に例文を出してご説明していきますね。

・私は兄にケーキを渡した。

ではこの文を二文字だけ変えます。

・私の兄はケーキを渡した。

いかがでしょうか。
変わったのは二文字だけなのに、意味が全然違いますよね?

少し変えただけで文そのものの意味自体が大きく異なるからこそ、助詞は文章の大切な要素と言えます。
黙読はさらさらと読める分、こういった助詞の読み違いを起こしても気が付きにくくなります。
読み違いを起こし、文章の大意を誤解することで、その部分に関する設問で間違えてしまいます。
ですが、音読なら声を出すことで違和感をしっかり感じることが出来ます。
この違和感を感じて修正し続けることによって、助詞を意識することが出来るようになってきます。

この助詞を意識する力こそ、長文読解克服のカギなのです。

もし気になった子は、家で小さな声でもいいので声に出して読む習慣をこの機会につけてみてくださいね。
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[2022-04-17]

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