松戸校 からのお知らせ:
計算マスターへの道のり ~途中式編~
こんにちは!松戸校の講師Aです。
最近雨が多く、憂鬱な気持ちになっている子たちが多いのではないのでしょうか?髪の毛はうねりますし、外での体育やお出かけも思うようにできず、さらには低気圧による偏頭痛など、あまりいいことは起きませんよね。私は雨の日はとにかく髪の毛がまとまりにくくなるので、朝はいつも髪の毛と戦っています。
早く止んでくれると良いですね……。
さて、今日のお話は計算問題についてです。
今の時期、ちょうど中学生の皆様は計算中心の授業を数学の時間行っていますよね?計算問題しか解いてなくて、だんだんなまけ始めてきたんじゃないのでしょうか。
「なまけてなんかないし!ちゃんとやってるし!!」
そう意気揚々とHPを閉じようと思ったそこの君!
その問題、ちゃんと合っていますか?
私は普段、数学を中心に授業を行っているのですが……
とにかく多いんですよ、計算ミス。
数字の計算ミスをはじめ、文字の計算ミスに符号ミスなどと毎授業格闘しています。
間違いを指摘すると皆様口をそろえて言うんです、
「え!?ちゃんとやりました!!」って。
いや、こちらもいじめているわけではないんですよ。ただ、一生懸命計算してきてくれても答えが違っていればそれは間違いなんです。
その問題は0点になってしまうんです。情状酌量の余地なく0点なんです。
ここまで読んで、
「自分はそんなことしないもんね~」
なんて思っている子ほど計算ミスするんですよね。
油断してテストに挑んで計算ミスして点を落とす……。
嫌すぎませんか普通に。私なら発狂しますね、その場で。
いや、私は発狂した側でしたね。油断しまくりだったので。
そんな私のようになってほしくない!!だからこそ皆様に問います!
「途中式」、ちゃんと書いていますか?
藪から棒になんだ、と思うかもしれませんが、これがまず大事なんです。
何で大事なのか、私の経験談をお話ししたいと思います。
私が中学一年生の頃、数学のテストの点数が伸び悩んでいました。母にテスト結果を見せると、数学が得意だった母は私にすぐ聞きました。
「この問題でどこが間違えているか分かる?」
私は分かりませんでした。
途中式を書かなかったことにより、どこで間違いを起こしたのか分からなかったのです。
「途中式を書かなければ、自分がどこで間違えたか分からず一生そのままになってしまう。」
母はそう言って、徹底して私に途中式を書かせました。
すると、どこでミスを生み出してしまうのかが分かった私は、徐々に計算ミスが消え、定期テストでのミスもなくなっていきました。
これが、私が皆様に途中式を書いて欲しい理由です。
私も当時、珠算を習っていたこともあり、簡単な計算は暗算で答えを出せました。
だからこそ、油断していたのです。
「たかが計算ごときに途中式なんていらない。」
この考えこそが計算ミスを頻発させる大きな原因だったのです。
3x+5y 14x+27y
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2 3
こんな計算、途中式を飛ばして計算していませんか?
ギクッとしたそこの君たち。
今が変わるチャンスです。
本当かよ、と思ったそこの君たち。
この文章を書いている筆者は暗算検定初段を持っています。
この計算を習ったころには既に取得済みでした。
つまり、残念ながらどれだけ暗算に長けていても計算ミスは起こすのです。
この文章を読んで、少しでも途中式を書く子が増えて、計算ミスによる失点を無くすことが出来た子たちが増えることを私は願っています。
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[2022-05-07]