松戸校 からのお知らせ:
【将来にある入試に向けて】 小学生のときにやっておくといいこと
皆様こんにちは、講師Aです。今日は日差しが暖かくてあまり寒さを感じなかったのですが、皆様はいかがでしょうか?昼間は感じなくても夜は日差しがない分しっかりと寒さを感じると思いますので、薄着で外へ出かける、なんてことはしないようにしてくださいね。
さて、昨日2月3日は節分でしたが、皆様は豆まきや恵方巻を食べたりしたでしょうか。元々節分という言葉の意味を考えると、立春、立夏、立秋、立冬の4種類の季節の分かれ目があり、それぞれが節分と言えます。ただ、その中でも旧暦での1年の始まりである立春が重要視され、その1日前に邪気をはらう目的の豆まきと福を呼び込むための恵方巻を食べることが定着しました。今年は2月3日でしたが、あくまでも節分は「立春の1日前に行われる行事」なので年によっては変わる場合があります。その年ごとにしっかり確認しておきましょう。
ちなみに、恵方巻を食べるときは必ず無言で食べきらなければならないのですが、皆様は出来たでしょうか?知らなかった、という方はぜひ来年から実践してみてくださいね!
そろそろ本題に入ろうと思いますが、最近中学生や高校生の生徒さんたちに向けた文章ばかり書いているような気がしますので、今回は小学生の生徒さんたちに向けて書いていきます!
小学生の生徒さんの中で、「入試」という言葉を聞いたことがある人はどれくらいいらっしゃるでしょうか?ノーバスでも昨日と本日に中学1、2年生の生徒さん対象に入試説明会を実施していますし、中学生ともなるとさすがに学校の先生からも説明されますが、小学生で詳しく説明される、なんてことはほとんどないと思います。中学受験を予定、もしくは既に受けている生徒さんや、小学校から私立の学校に通われている生徒さんはもしかしたら聞きなじみのある言葉かもしれませんが、まだ大半の小学生の生徒さんは入試という言葉自体聞いたことがないのではないでしょうか。
そこで、これからお話をする前に少し入試について説明していきたいと思います。入試、というのは「学校に入学するためのテスト」のことで、受験というのは希望する学校に入るためにこのテストを受けることになります。入りたい学校によってはその学校が入試の問題を作っているところもあります。まだまだ詳しく話すこともできますがまずは最低限この知識を持っていてくれれば大丈夫です。中学受験は6年生のときに実施されますので、受験される生徒さんは今まさに受験本番だよ、という子たちもいます。もしそうであれば全力で頑張ってほしいところですが、中学受験をしない子たちは高校受験が最初の入試となりますので、まだかなり入試まで長く感じると思います。
しかし、それで安心して勉強をしなくなると、中学校の時にかなり困ることになります。その理由は、勉強は小学生から高校生まで全てつながっているからなんです。いまいちピンと来ないかもしれませんね。例えば、中学生になっても分数や小数、国語の漢字はもちろん出てきます。小学生で習っただけで終わり、ではなく、中学生になっても高校生になっても小学生のときに習った知識は全て出てくるのです。ただ出てくるだけでなく、中学生で新しく習う知識を取り入れた問題が出てくるんですよ。ただえさえ今苦手なことが、中学生の難しい内容になってから得意に変えられるでしょうか?
今、少しでも苦手を無くしておくことで、中学生になってから小学生の内容で苦戦することがなくなります。つまり、苦戦しない分だけ中学生で新しく習った知識の理解に時間を費やすことができるのです。
毎年、小数や分数の計算でつまずいている高校受験生は必ずいます。その子たちは受験勉強をする前にまず計算力を付けなければならなくなります。計算演習をしている間により難しい問題を演習している子に実力が抜かされてしまう、なんてこともあるのです。
将来自分がそうならないように、自分の理想の学校がどんな学校でも全力で挑戦できるように今から苦手だと感じるところを潰しておくこと。
それが、小学生の生徒さんたちができる最初の受験勉強です。
小学生の皆さんが「こうなりたい」と思えるような将来に近づく1歩を歩むことを願います。
[2023-02-04]