松戸校 からのお知らせ:
靴ひもの結び方
こんにちは。講師の下宮です。 突然ですが、あなたならどうしますか? 「ある少年が靴を履こうとしています。しかし、その少年は靴ひもが結べません。」 親切な皆さんなら、その少年のために結んであげるでしょう。 しかし、また靴ひもがほどけてしまった場合、その少年は再び他の人の助けを待つことになります。 では、どうしたらいいのでしょうか。 僕は、「靴ひもの結び方を教えてあげる。」がベストだと思います。 その子のために何かをしても、その子は何も学べません。 ここで靴ひもの結び方を教えれば、また同じ状況になっても自分で結ぶことができます。 しかし、果たして1回教えてもらっただけで、自分でできるようになるでしょうか。 答えは『No』です。 結べるようになるには、練習が必要です。 勉強も同じです。 よく成績が良くないから塾に行こう。そうすれば、テストでもっと良い点数がとれると勘違いしている人がいます。 何が違うのかわかりますか? 塾では問題の解法やポイントを教えます。答えを教えるのでありません。 つまり、靴ひもの結び方を教えるのです。 その後、自分自身で結べるようになるために練習が必要です。これが、家庭学習にあたるわけです。 塾に行けば成績があがるのではなく、塾で学んだことを自分で復習する、という努力が成績向上につながるのです。 一度教えてもらった「靴ひもの結び方」をいつでも使えるようによく復習しましょう!
[2012-01-21]