松戸校 からのお知らせ:
野菜を食べて、集中力アップ
こんにちは、21世紀型の近未来農家を目指している明治大学農学部の飯田です。
今週は明治大学が今年に設立した黒川農場に行ってほうれん草の出荷作業と収穫作業を行ってきました。
皆さんの中で農作物の出荷作業や収穫作業を経験したことがあるひとはいますか?
・・・たぶんいないでしょうね(笑)
農学部の私も今週まで経験したことがありませんでしたから(笑)
収穫作業や出荷作業は楽なイメージがあるかも知れませんが、意外と大変なんですよ。実は、かくいう私も楽だと思っていました。しかし、これらの作業で気をつけなければならない重要なことは何個もあります。それらの中で本日は、収穫作業の際に気を付けなくてはならないことを2つ紹介したいと思います。
1、培地をすべて切ってはいけない
2、収穫作業用コンテナーを縦において、作物を横にして入れる
培地とはほうれん草の下についてる白いつぶのことで消費者の家に品質を保ったまま届けるために必要なものです。これがないと水分が失われ、乾燥しきったほうれん草になってしまい全く食べられないものになってしまうんです。ですから、培地を残したまま収穫することが大切なのです。2番目の作業の重要な点は、出荷作業を効率よく行うためです。次の作業がしやすいように考えて置くことによって時間の短縮になり、収穫作業時間が短くなることでほうれん草の鮮度が落ちる前に品質がよいまま出荷することが可能になります。
出荷作業にも気をつける重要なことがたくさんあり、話そうと思えば何時間でも語り続けられますが、多分みなさん興味がないと思うのでこれ以上書くのはやめときますね(笑)とにかく、そうやって鮮度を保つためにいろいろな工夫を施された野菜は、食べると集中力が上がります。勉強がよりよく進むのでみなさん野菜をしっかり食べましょう!
[2012-06-09]