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『教える』ということ

こんにちは。講師の中善寺です。

前回の更新から1ヶ月みなさんどんな日々を過ごしていますか?
6月といえば、あのジメジメする梅雨の季節ですね。
私は梅雨が嫌いなので一刻も早く梅雨が明けることを祈っている毎日です。

さて、中林先生も言っていましたが、もうすぐほとんどの中学で期末テストがありますね。
勉強は進んでいますか?
特に苦手な教科は、勉強がはかどらない、暗記しようとしてるのにいつまでも覚えられない、なんて事があるかと思います。
そこで今回は勉強法について書いていきたいと思います。

先日某お笑いトーク番組を見ていた時のことです。
みなさんの中にも見ていた人は多いと思いますが、勉強ばかりしていた高学歴の芸人さん(笑)が多数出演していました。

その中でいくつか勉強法を紹介していたのですが、私が見ていて、なるほど!と思った勉強法は、
例えば、歴史の勉強をしていたとします。覚える範囲の年号や出来事などを自分のやり方(紙に書きまくる、永遠と口に出して言う、など)で一度覚えたとしましょう。
でも覚えてるか心配になりますよね?
そこで某芸人さんが言っていたのは、

『一度勉強したものを、自分の部屋でも学校の教室でも良いから、自分が先生になったつもりで友達など、相手(架空でもOK)に教える、話す』

ことです。
家でやる場合は、一人で先生役・生徒役をやるそうです。完全に独り言になってしまいますが、それは仕方ないです。(笑)
学校でやる場合は、仲の良い友達に協力してもらうなどして先生役を交代しながら教え合ってみると良いと思います。

これをすることによって何が良いのかと言うと、自分がどこがわかってない、覚えられていないのかが明確に分かります。
もし、先生になったつもりで友達に教えていて、途中で言葉が詰まってしまったとします。そしたらそこの部分は完全に覚えられていない、又は理解出来ていないということになりますよね。
それを確認することが出来るのです。
覚える作業をインプットと言い、それを出す作業をアウトプットと言います。勉強する上で大切なのはアウトプットの方で、この方法はまさにアウトプットの作業をしているのです。
アウトプットをどうやってやるのかが少し難しい所なのですが、この方法なら簡単にアウトプットの作業をすることが出来ます。

これはどの教科でもやることができ、
数学だったらまずは解き方をとりあえず暗記する、そして先生になりきって相手に教えてみる・図に書いて説明してみる、英語だったら先生になりきって本文を音読してみる、一度暗記した英単語を確認してみる、理科だったら先程説明した歴史のやり方と同じように一度暗記してみてから先生になりきってみる、といった感じです。
先生になりきってみる、というのも大事なポイントです。脳はインパクトがあることの方が鮮明に覚えるので、普 段やることのない、先生になりきって教えてみる・話してみることで脳にインパクトを与え、覚えにくいことも覚えられるのだそうです。

これを聞いた時に思い出したのは、私が中学の時の同じクラスでよく、テストで高得点をとっていた人は、テスト前休み時間などを利用して、クラスメイトが分からない所をその人が先生となり、小さな勉強会を開いて分かりやすく説明し教えていた、ということを思い出しました。
まさにこの方法です。

人に『教える』ということは、自分が理解していないと出来ないことなのです。
理解を深めるため、暗記などを定着させるため、覚えているか確認するためにこの方法はとても良い方法なのではないかと思います。

テスト全教科をこのやり方でやるのは少し難しいところもあるかもしれませんが、自分が苦手・不得意な教科でも頑張って少し勉強してみてから、先生になりきって相手に教えてみる・話してみると、教えることによって意外と理解できたり、暗記できたり、さらにテストの得点が上がったり、なんてことがあるかもしれません。

話が戻りますが、ちなみにそのお笑いトーク番組では勉強のしすぎで倒れた、と言っている方がいました。(笑)
みなさんも勉強のしすぎで倒れない程度に、テスト勉強頑張っていきましょう。

[2012-06-16]

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