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労働時間貯蓄制度

皆様、こんにちは!
講師の井浦です。


突然ですが、年間の平均労働時間が一番長い国はどこか、ご存知ですか?
日本でしょうか?日本は“勤勉”“真面目”“ハードワーク(働きすぎ)”というイメージがありますが、実は違います。正解は“韓国”です。


今回は、日本と世界の国々の労働時間とその制度についてご紹介したいと思います。

以下は、主要国の年間平均労働時間(2010)です。


韓国:約2200時間
アメリカ:約1800時間
日本:約1740時
イギリス:約1600時間
フランス:約1550時間
ドイツ:約1400時間
(注:いずれもサービス残業時間を含めない)


それぞれの国によって、労働時間がかなり異なってくることが分かります。1年は365日ありますが、そのうち110日が休日だと仮定すると、平均して日本人は1日約7.8時間労働していることになります。労働時間が多いと感じる人もいれば、少ないと感じる人もいると思います。


そして現在、日本や世界の企業の多くで、生活の変化に合わせて労働時間を短縮化・柔軟化しようという動きがあります。その中で、ドイツが実施している “労働時間貯蓄制度”をご紹介します。


「労働時間貯蓄制度」とは、労働者が口座に労働時間を貯蓄しておき、休暇等の目的で好きな時にこれを使えるという仕組みです。通常の労働時間を変動的に配分することを可能にします。1日の労働時間、週の労働時間は一定期間の幅で変動させることが可能です。この制度に伴っていくつかの規制はありますが、原則として、延長または短縮いずれの方向への変動も、一定期間の間に平均化し、労働協約または個別企業レベルで同意された平均労働時間と等しくすることが必要です。


世界にはあっと驚く面白い制度がたくさんあるので、ぜひ探してみてくださいね!

[2012-09-12]

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