松戸校 からのお知らせ:
彼女は存在しない
こんにちは。
講師の下宮です。
徐々に涼しくなってきましたね。
季節の変わり目。体調を崩しやすい時期なので十分に気をつけましょう。
突然ですが、みなさんは1ヶ月でどれくらいの本を読みますか?
僕は3、4冊くらいでしょうか。
大学までの通学中、電車の中ではたいてい本を読んでいます。
せっかくなので最近僕が読んだ本の中の1冊をみなさんに紹介したいと思います。
「彼女は存在しない」
これがその本のタイトルです。
浦賀和宏著の作品です。
最近、評判になっている本なので、もしかしたらみなさんの中にも読んだことのある人がいるかもしれません。
ちょうど今この本を読んでいる!という人がいるかもしれないので、あまり内容は言えませんが、この本を読んでいるとき、僕の頭には
「彼女」とは誰のことなのだろう。
そして、その「彼女」が「存在しない」とはどういうことなのだろう。
ということが常にありました。
しかしその答えは一向にわかりません。
最後の10ページで全ての謎が解けました。
その結末を知ったとき、思わず「やられた」と思ってしまいました。
これほど最後まで謎が多い作品は正直、初めてではないかと思ってしまうほどでした。
この本の帯にはこう書かれています。
「伏線が1つに収束するとき、物語は悲痛な結末を迎える」
複数あった伏線が1本にまとまる瞬間がラスト10ページで訪れます。
その結末を予想しながら読み進めると面白いかもしれませんよ。
少しでも興味を持った人は読んでみてはどうでしょう。
絶対に期待を裏切らないですよ。
さて、僕は次の本にいきたいと思います。
次は、
「サッカーボーイズ」です。
みなさんもお薦めの本あったら是非、教えてくださいね。
[2012-09-29]