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実りの秋

こんにちは!教務の中村です。


夏が終わり、秋を迎えだんだんと涼しくなってきました。

よく、「○○の秋」と言われますね。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋。みなさんにとっての秋は、どんなものになりそうですか?私はもちろん、「食欲の秋」です。最近は塾のラーメン好きの先生たちと、食べに行ったラーメン屋さんをまとめて、「松戸市ラーメンマップ」を作ろうなんて話をしています。夏は涼しくつけ麺を中心に食べていましたが、これからだんだん寒くなるので味噌ラーメンが恋しくなってきます。嗚呼、炭水化物の魔力・・・。


さて、「○○の秋」の1つに、「実りの秋」なんて言葉がありますね。植物は夏に蓄えた栄養分を、秋に果実として実らせます。夏の暑い日差しをたくさん受けた植物は、その受けた分だけ秋の時期に大きな実を付けることができます。これって、受験勉強にも通ずるところがあると思いませんか?


受験生のみなさんは夏休みに一生懸命勉強したことと思います。とにかく、質より量を優先させて進めてきた勉強の内容は、まだ頭の中にバラバラの状態で入っているはずです。それが秋になって問題演習を繰り返していくうちに、蜘蛛の巣のようにだんだんと知識同士が繋がっていき、体系的な学力となります。これが植物で言ういわゆる「実り」です。この実りを大きくするためには、たくさんの「日差し」、つまり知識を浴びる必要があったわけです。植物なら、「夏に日差しを浴び」、「秋に実を付ける」。受験生なら、「夏にがむしゃらに勉強し」、「秋に知識同士が結びつく」です。


ですから、「夏休みにたくさん勉強したのになかなか模試の成績が上がらない」という人は、まだ焦らないで問題演習を続けて下さい。今頭の中で、蓄えた知識同士が結びついている最中です。植物の実だっていきなり熟さないですよね?完全に食べ頃になるには時間がかかるものです。たくさんの知識が結びつくにはそれだけの時間がかかります。それまではもうしばらくの辛抱です。きっとあなたは大きな実をつけることになるでしょう。


「夏に納得のいく勉強ができなかった」という人は、今から急いで知識の入力をしていって下さい。もう間に合わないって?いやいやまだ大丈夫です。なぜなら、人間は植物と違い、どの季節でも栄養を吸収できる生き物ですから。思い立ったらすぐに知識という日の光を浴びていって下さいね。「受験は諦めた人から脱落する」なんて言葉もありますが、諦めなければ入試までにきっと学力が実ります。


「勉強という栄養が足らない!」と思っている人は、是非ノーバスに来てくださいね。ノーバスではたくさんの魅力的な先生たちが、それぞれの太陽を燦々と輝やかせて待っています。

[2012-10-04]

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