松戸校 からのお知らせ:
尿で発電!?
こんにちは、講師の扇谷です。
今回はちょうど昨日見ていたテレビ番組で面白いお話を聞いたので紹介したいと思います。
それは…
尿で発電できると言うのです!
これによってどんな良いことがあるのでしょうか?
例えばおむつの中にその装置を入れて(装置っと言うとすごく大きいもののような気がしますがとても小さいので、おむつにも余裕でいれることができます。)ライトなどに繋いでおきます。
赤ちゃんや介護の必要な老人の方がそのおむつをはいて用を足すと、その瞬間に電気が流れてライトがつきます!それならば、いつおむつを代えればいいのかわかりますよね(^^)
しかも、これを発明したのが立命館大学という関西の大学の大学院生というからさらに驚きです。
では具体的な構造を軽くご紹介しましょう。
まず、電流が流れる仕組みとして、金属の棒2本(プラス極とマイナス極。これを電極と言います。)と電解液が必要です。
電解液とは電解質を溶かした溶液のことです。中学3年生は、理科の授業でイオンについて学んでいる頃だと思うので、「電解質」という言葉にピンときて欲しいですね(笑)
電解質とは、水に溶かすと電気を通す水溶液が出来る溶質のことでしたね、大丈夫ですか?(笑)
この3つが揃えば電気は流れます。そしてこの電解質の役目を尿が担ってくれるのです!
おむつの中にその金属を入れておけば用を足した瞬間に、電流が流れるための3つの要素が揃うので電流が流れるんですね。
この発明に着目した会社があり、今商品化に向けて頑張ってるそうです。
特に理系に進みたいと考えている人は、将来どんなものを作りたいのかなどを息抜きの時間に考えてみてはいかがでしょう?
面白そうなアイディアが思い浮かんだらぜひ私にも教えてくださいね(^^)/
[2012-10-10]