松戸校 からのお知らせ:
返事
こんにちは。
講師の下宮です。
早くも2013年が始まってから2週間経ちました。時が経つのは早いですね。1日1日を大切にしようと改めて思いました笑
さてさて、過去数回は私が読んだ本の中から数冊をみなさんに紹介しました。今回は私の高校時代のある経験から学んだことをみなさんとシェアしたいと思います。
まず、そのある経験とは留学です。
私は高校2年の夏から、アメリカ・ミシガン州に1年間留学しました。
英語力はもちろんのこと留学中にたくさんのことを学びました。
思い出に浸りながら全てをここに書きたいのですが、とんでもなく長くなりそうなので、1つだけ、私が1番みなさんとシェアしたい1つだけを今回は書きたいと思います。
それは「返事」です。
1年間を通じて日本とアメリカの違いをたくさん知ることができました。その中で1番印象的なのが「返事」です。
簡単に言うと、基本的に日本人は返事をしません。「え?いつもちゃんとしてるよ。」と思う人が多いのではないでしょうか。
しかし、学校の授業を想像してみましょう。先生が板書しています。黒板に書ききれなくなって板書の1部分を消しても大丈夫か生徒に聞いています。おそらく消されたら困る場合は「ちょっと待ってください!」と言う人がいるでしょう。ですが、全く問題ない場合はどうでしょうか。なかなか「大丈夫です!」と言う人はいないのではないでしょうか。
アメリカでは先生の質問、発問に関して必ず何かしらの応答をします。もう1つ例を挙げてみましょう。
先生がある問題の答えをある生徒に聞いています。答えがわかる場合はその答えを言うでしょう。しかし、答えがわからない場合、日本では何も言わないままでいると、それはすなわち答えがわからないのだなと解釈されます。一方アメリカでは何も言わないと、それは無視していると解釈されてしまいます。
もちろん日本に住んでいる以上、アメリカの文化を取り入れる必要性はないと思います。ですが、「返事」は相手に自分の意思を伝える1番簡単な方法だと思います。YesかNoかを言うだけで相手の印象がだいぶ変わるでしょう。まずは家族から、そして友達、先輩後輩、先生方と、自分にとって近い存在の人との会話で「返事」を意識してみるといいかもしれませんね。
まだまだ寒い日が続きます。成人の日には初雪が降りましたね。体調管理に気をつけて1日1日を大切にしていきましょう笑
[2013-01-16]