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いい子ちゃんになりましょう

こんにちは、お久しぶりです。講師の串田です。
 
今回は国語のお話をしようかな、と思います。
私立の推薦入試が終わってからでごめんなさい。
 
最近読んだある本で、筆者はこう言ってました。
「国語教育は道徳教育だ。」
 
ふむふむ。私はとても納得しました。
なぜなら、国語の試験において、自由に読んでよいはずの文学に答えをつけてさらに点数化するのはおかしなことだな、と以前から思っていたからです。この筆者はうまいこと言うなあと感心させられました。
 
学生の皆さんにとって道徳はどんな授業ですか?
つまんない、寝る、よく覚えてない・・・とにかく印象の薄い教科じゃないかなあと思います。
道徳というのは口を悪く言えば、いい子ちゃん教育です。
教科書を読んで、あなたならどうしますか?と問いかけておいて答えはいつも決まっているのです。
最近の日本の教育は外国のマネをして、個性を育てようとしていますが、昔からやり方の変わらない道徳と国語によって個性はつぶされているのです。
 
まあ、今回はそんな話はおいておいて、私が言いたいのは
「国語もいい子ちゃんになれば解ける」
ということ。
 
国語の選択問題で、文章の内容と合っているのにどうしても正解が選べないとき、「いい子」になったつもりで選択肢を見つめてみてください。
「いい子」というのは、世間の常識を知っており、「一般的に」という考え方ができる子のことを指します。
ちょっといやらしい言い方かもしれませんが、それがなければ国語の問題、特に小説問題で高得点は狙えないでしょう。
 
国語って本当におかしな教科だな、というのはずっと前から思っていましたが、この本の筆者の言葉にすとんと納得がいきました。
国語は敬遠しがちですが、日本語が読めて、解き方のコツを知っていれば得点できる教科です。
皆さんでいい子ちゃんになって国語高得点を目指しましょう!

[2013-01-25]

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