松戸校 からのお知らせ:
5月9日 ~読書について~①
みなさんは日ごろ本を読みますか?私はかつてはあまり本を読むのは好きではありませんでした。が、年を重ねるごとに、それがおもしろく感じられるようになってきました。昔から読書は大切、と言われていますし、実際読書が好きな人はたくさんいます。ではなぜ大切なのか、読書という行為にどんなメリットがあるのか、どんなところが面白いのか、私なりに考えた結果をまとめてみると、だいたい次の4点でしょうか。 ①字がスラスラ読める。 ②知識が身につく。 ③生き方のヒントや実生活に役立つヒントを得られる。 ④気持ちを落ち着かせることができる。 これはあくまで私の意見なので、他にもある、という人もたくさんいらっしゃるかも知れないですが、そこはお許しください。 この上記4点について、今日から土曜日までの4日間で書いてみたいと思います。 ①に関してですが、まぁ当たり前といえば当たり前ですよね。何事も繰り返し取り組んでいればスムーズになるものです。ただ、最近の中高生の中には、教科書の文章を正確に読めない子が増えていると私は思います。実際、数年前に私が教育実習で高校生を担当したときも、漢字が読めなかったり、文字を飛ばしてしまったり、語尾を変えてしまったりと、正確に文章を読めない子がクラスの3分の1くらいいました。小中学生ならなおさらなんだろうな、と思います。原因は漢字が苦手とか、集中して読んでいないとか、書いてある内容がよくわからないとか、いろいろあるとは思いますが、書いてあることを正確に読めないと、その文章の言いたいこともつかめませんよね。そうなると、勉強面ではもちろん、いつか実生活でも支障が出てくるのではないでしょうか? 書いてあることを理解する、という能力は、どんな人にも必ず必要な能力です。音読や文章をゆっくり読む、などの基本を徹底することが必要ですね。 次回は②について、書いてみたいと思います。
[2007-05-09]