松戸校 からのお知らせ:
5月18日
今日はなんだかじめじめしますね。 バレエダンサーの熊川哲也さんが、右足を負傷して予定していた舞台を降板しましたね。これまで怪我なく長年バレエ界のトップで活躍してきた彼でも、怪我してしまうことがあるんですね。一日も早く回復してまた舞台に立ってくれることを祈っています。 今日は熊川さんの件に繋がることをひとつ書いてみたいと思います。3、4年前ですかね、将来有望といわれていたある若手サッカー選手が足を骨折して長期入院したときに、「怪我をしてしまってサッカーはしばらくできないが、復帰したときに備えて上半身の筋力トレーニングをしておこう」と、病院に鉄アレイを持ち込んで鍛えていたそうです。怪我の回復までにはかなりの期間を要し、結局所属チームでは思うような結果を残せず移籍することになってしまいましたが、上半身は鍛えていたために筋力の衰えは少なく、練習に復帰するとどんどん調子をあげ、今では移籍先のチームの中心選手として欠かせない存在になっています。 スポーツに怪我はつきものですし、それによって引退を余儀なくされてしまう選手も多いと思います。もちろん怪我をしないのが一番ですが、怪我をしてしまった後ではどうしようもありません。大切なのは、与えられた状況下で自分に何ができるか、を考えて実行することだと思います。無理をしすぎて疲労を溜め込んだり怪我が悪化しては意味がありませんが、出来る範囲の準備をして復帰するときに備える、その姿勢が、プロだなぁと私は思います。見習うべき点は多いですね。そしてその姿勢は勉強にも通じるはずです。部活が忙しくて時間がなくても、1分も時間がない、なんてことはないはずです。自分に何が出来るか、よく考えてみてください。きっと、出来ることがたくさんあるはずですよ!
[2007-05-18]