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松戸校 からのお知らせ:

つい先日、中国の探査機が月の裏側に着陸した。
という話ではなく、今春公開予定のドラえもんの映画の話。
「のび太の月面探査記」では、「月には、うさぎがいる」とのび太が言い始めたことで物語は始まるそう。
これに限らず、かぐや姫(古典文学)やサロメ(戯曲)やアポロ13(映画)など、月を舞台にしたり、月の描写をうまく使っている作品が多くある。
みんながよく知っていて、遠いけど近い、近いけど遠い存在が月なのだと思う。それは今も昔もあまり変わらないのだろうと。
そこに純粋に興味を持ったのび太はすごい。
のび太は勉強ダメ、運動ダメ、宿題は忘れる、居眠りする、意思が弱い…言ったらキリがないくらいにダメな所、弱い所が出てくるが2つだけ良い所がある。


1つ目は「純粋であるところ」
「天国はある」「孫悟空は実在した」「月にうさぎがいる」などなど、これっぽっちも疑わずに発言している。

2つ目は「反省するところ」
何か失敗や挫折をして悔しい思いをして、反省している姿が見える。
(映画を見ると分かりやすいです。)

この2つがあるから彼は知らず知らずに成長できるのだと思います。

原作者の藤子・F・不二雄は「大抵の人は多かれ少なかれ『野比のび太』を抱えて生きているのではないでしょうか」と言っています。
確かに、勉強が苦手な人、運動が苦手な人、意思が弱い人、居眠りする人もいるでしょう。それでも成長していけます。歩みが遅くても成長できます。
マンガやアニメのように全てが上手く行くとも限りませんし、ハッピーエンドな結末になるとも限りませんが、頑張ってほしいと思います。


歩が遅くても…とも言いましたが、1か月したら公立入試です。
あまりに遅いと間に合わないので、受験生諸君はダッシュしてください。

[2019-01-05]

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