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歴史について

今年は奈良の平城京遷都1,300年や、大河ドラマの坂本竜馬などが注目されていますね。 以前、私も司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んで坂本竜馬の魅力を知りました。 他にも幕末を舞台にした本を何冊か読んでいますが、時代が大きく変わるときは、個性的で独創的な人がでてくるものですね。 ところで、前から疑問に思ってたことですが、「好きな時代はいつですか?」と聞かれたら「戦国時代」や「幕末」と答える人が多いのに、この2つの時代は教科書での扱いがあっさりしているということです。 歴史的にもとても興味深いところなのに、ちょっと寂しさを感じます。 中学生の時は「テストのために」と思って勉強していました。歴史自体は嫌いではありませんでしたが、面白さなどを感じることは少なかったように思います。 ですので、今は自習の生徒から質問されたときには、なぜ時代が変わったのか、この事件はどうして起こったのか、など背景も教えることを心がけています。 歴史を勉強するとき、例えば「もし坂本竜馬が暗殺されていなかったら、どんな活動をしたのかな?」など、「たら・れば」を考えてみてはどうでしょうか。 今よりちょっと歴史の楽しさを感じられるかもしれません。 歴史に限らず、興味を持って勉強すると、その科目の楽しさを感じられるときがあります。 1人でも多く、やらされている勉強から抜け出し、自ら学ぶ勉強に進めるような手助けができればと思います。

[2010-09-24]