南浦和校 からのお知らせ:
◇計算力
今年度から、小学生の教科書が改訂されました。 「脱ゆとり」により、各科目で学習内容が増えましたが、その中でも大幅に増えたのが算数と理科です。 算数は小学5年生が一つの大きな関門になります。 4年生くらいから文章問題が複雑になり始め、5年生に上がると図形や分数、小数の計算も更に難しくなります。 算数嫌いが一番増える学年は5年生というデータもあります。 数学が苦手な中学生を見ていると「数字に慣れていない」生徒が多いことを実感します。 小数や分数を見ただけであきらめてしまう、くり上がりやくり下がりの計算に時間がかかる、など小学生の範囲が原因になっています。 計算力を高めることは、算数・数学を勉強する上で必要な基礎体力をつけることになります。 スポーツでいえば「走りこみで下半身を鍛える」ことにあたるのではないでしょうか。 走りこみは、2~3日やっただけでは何の意味もありませんよね。 計算力も同じです。ちょっと練習しただけでは力はつきません。 公文やそろばん、100マス計算などの学習方法は、たくさんの問題を反復することで数字に慣れる効果があります。 数字に慣れている人は「17+8は、えーっとー、1くり上がるから・・・」など考えずに、瞬時に「25」と答えが出せます。 頭が答えを出す前に、手が勝手に「25」と紙に書いているくらい、速い子は即答できます。 逆に、数字に慣れていないと1問に時間がかかるために、途中で集中力が切れてしまい、計算ミスが増えてしまいます。 計算力とは「速く」「正確に解く」力です。 南浦和校では、授業や宿題、自習などで100マス計算を取り入れたり、ステップテストという基礎計算力をつける問題も用意しています。 継続して練習できるように講師がサポートしていますので、算数に心配を抱えている方がいらっしゃいましたら、是非一度ご相談ください。
[2011-06-15]