南浦和校 からのお知らせ:
◇やる気
突然ですが「家の子はどうすればやる気になってくれるんだろう?」とお悩みではありませんか? 生徒のやる気をどう高めるか、研修や講師間のミーティングなどでいつも出てくるテーマです。 新人講師の研修でも、このテーマについては重要ポイントとして扱っています。 まず、どんなときにやる気になるか、から考えてみましょう。 部活の場合 :「レギュラーになりたい」「○○に勝ちたい」 ゲームの場合:「クリアしたい」「新しいアイテムをゲットしたい」 勉強の場合 :「○○高校に行きたい」「絶対テストで○○点取る!」 ここから分かることは『目標』です。 達成したい目標があると、それに向かって努力することができます。 2番目は自分から「勉強しよう」と思う気持ちです。 前の文で「目標」と言いましたが、この「自らやろう」の気持ちの方が先です。 いくら周りから「やりなさい」と言っても、自分から「やる」と決断しない限り、受け身な状態では本当のやる気につながりません。 しかし、この「自分から」の姿勢にさせることが最も難しいことです。 この自主性を養うためには、何故勉強しなければならないのか目的をはっきりさせてあげること、そして努力したらどうなれるのかという希望を持たせてあげることが大切です。 誰でも、自分にとって必要だ、と思えば自主的に行動できるようになります。 しかし、やらされているうちは、やる気も沸いてこないし、集中力も続きません。 最近良く自習室を使っている中3生の中に、勉強に向かう姿勢が良くなった生徒が増えてきました。 「このままではいけない」「もっと頑張らないと」と受験生としての自覚が芽生えたことが理由です。 しかし、やればできるようになる、ということを自習で努力しているうちに実感できたことも大きいです。 この自信が、もっと頑張ろうというやる気に変わる、という良い流れになっています。 やる気がなくて困っている方は、まず「自分がどうなりたいか・テストで何点取りたいのか」目標を決めましょう。 そして、周りの人は「やればできるから頑張って」と応援してあげましょう。 1人でも多くの生徒が「自分のために、自ら勉強する」ようになって欲しいと思います。
[2011-06-24]