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空が青い!

こんにちは、講師の田口です。 毎日とても暑いですね。日差しがとっても強くて目が痛いぐらいです。 雲ひとつない真っ青な空を見ると、夏真っ盛り!という感じがしますね。 ところで、普段当たり前に見ている空ですが、なぜ青いのでしょうか? 皆さんは、プリズム(ガラスの三角柱)で太陽の光を分けてみたことはありますか? 「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」のように、きれいな虹色を見ることができます。 太陽の光はなんの色もついていないように見えますが、実はこのようにたくさんの色が混ざってできています。 地球は厚い大気の層で覆われていて、この大気は太陽の光の中でも特に青い光を散乱する性質をもっています。 つまり、空気中の分子は、太陽からやってきたうちの青い光だけをつかまえて、別の方向へ放り出す性質があるのです。 大気中にはたくさんの分子がありますから、青い光は何回も何回もつかまっては放り出されを繰り返します。 このようにして、青い光が空気中いっぱいにひろがり、最後に私たちの目に入ってきて空が青く見えるのです。 では夕焼けはなぜあかいのでしょうか? 赤い光は青い光に比べると散乱されることがほとんどなくまっすぐ進むことができます。 夕方は太陽が地平線の近くにありますね。 地平線の近くでは光が届くまでの距離が長いので光も長旅をしなくてはなりません。 よって、散乱してしまう青い光は届きにくく、まっすぐ進む赤い光は届きやすいので赤く見えるというしくみです。 自由研究などで調べてみると面白いかもしれませんよ?

[2011-08-09]