南浦和校 からのお知らせ:
教科書改訂
いよいよ来年度から、中学生の教科書も新しくなります。 みなさんもご存知のとおり、学習内容が大幅に増えます。 ページ数がどれくらい増えるかは、出版社によって違いはありますが、特に数学と理科は大幅に増えます。 教科別に内容を見ていくと、 数学 1.新しい単元が増える 2.例題が難しくなっている 3.練習問題が増える 理科 1.実験の写真や解説が増える 2.分野ごとの教科書から、学年毎になる ※理科が一番ページ数が増えます! 英語 1.単語量が900から1200語に増える 2.文法の説明が詳しくなる 3.練習問題が充実する 国語 ページ数は増えますが、他科目と比べると目立った変化はありません。 社会 1.地理・・・従来の調べる学習に加え、基本的な語句を覚える量が増える 2.歴史・・・「世界史」が復活する などが主だったところです。 では、具体的にどのようなことに注意しなければならないのか、数学と英語を例に挙げて説明します。 数学・・・例題が難しくなるということは、計算も難しくなるということです。そのため、今まで以上に基礎計算力を養っておくことが必要です。計算も桁が増えたり、計算が複雑になるので解くスピードも大切です。 英語・・・今までの教科書では、文法の内容はあっさりめでした。そのため、例えば「三単現」などの知識がなくても、文章の流れを感覚でつかんでいれば対応できるものでした。しかし、今後は文法にも力が入ってきます。苦手意識を持っている人も多い文法ですが、避けて通れなくなりました。 小学6年生の生徒さんは、今から準備しておいた方が良いでしょう。最低でもアルファベットをスラスラ書けるように練習しておきましょう。 身近なものなどの単語を覚え、書く練習までしておくと更に良いと思います。 今回の改定により、高校受験や大学受験の問題傾向が変わることも予想されます。学校での授業時間も増えますが、日頃からしっかり学習する習慣をつけていきましょう。
[2011-11-09]