南浦和校 からのお知らせ:
計算力 (小学生)
「数学が苦手」という生徒の多くは、計算力が低い傾向にあります。 ここでいう“計算力”とは、1.正確さ 2.解くスピード 3.効率の良い方法を見つける力などです。 特に、正確さとスピードは、両方必要な力です。正確でも解くスピードが遅ければ、時間内に解けないし、スピードが速くてもミスを連発してしまえば良い点数は狙えません。 正確さは、丁寧に書く・途中式をはぶかない、などを意識して計算練習すると良いです。 スピードは、ドリルなどで数をこなすしかありません。しかし、たくさん問題を解くだけではスピードはつきません。必ず時間を計って解きましょう。 毎回時間を計ることで、前回より何秒早く解けたかを意識することができます。タイムを計ることで、ちょっとしたゲーム感覚で前向きに取り組む子もいます。 練習する問題は、初めのうちは難しいものを解くより、簡単なもので十分です。 「5+8=」など、小学1年生のレベルから、徐々に上げていくと良いです。 数学が苦手な生徒には、小数・分数が嫌いという場合も多いです。 原因は小学生で習ったときから苦手になって、そのまま中学校に進学してしまっているからです。 そのため、中学で分数や小数がでてきただけで「わからない」となってしまいます。 そういった場合は、まず分数や小数はどんなものなのか、を理解するところから入ります。その上で、基本やポイントを覚えてもらい、その後に練習して自分のものにしていきます。 まだ小学生のお子さんであれば、基礎計算力を身につけておきましょう。更に、分数小数は苦手意識をなくしておくと良いです。 速く、正確に計算ができるように少しずつ練習しましょう。
[2012-02-23]