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南浦和校 からのお知らせ:

大学受験生へ

こんにちは!


ノーバス南浦和校講師の四阿です。 


今年度に大学受験を控える新高3生の皆さんへ。これから1年間の勉強の進め方についてです。今回は数学に絞ってお話させてもらいます。



まず、高校の範囲はしっかり頭に入れましょう。教科書の章末問題を順に解いて、出来なかった問題の公式が載っているページまで戻って復習、を繰り返します。大学受験といえども出題されるのは高校で習ったことだけ。それ以上の知識は求められません。教科書の内容を少しでも頭に入れればそれだけ点数も上がります。逆にそれがないと、地面の無い空間にビルを建てようとしているようなもの。どんなに受験レベルの問題を解いても本番に対応できるようにはなりません。基礎だけはしっかり詰めてから実践に入りましょう。



高校の範囲が頭に入ったらいよいよ問題演習です。学校でもらうものでも、ネットでみつけたものでもなんでもいいので、自分に合った入試レベルの問題集であまり分量の多くないものを一つ買って、夏までに一周しましょう。数Ⅲを習いきっていない理系生は習ったところまで。ここでできた問題は本番でもできるのでもうやらなくて大丈夫です。



重要なのは出来なかった問題です。何を覚えていなかったのか洗い出してノートにメモしておきます。(専用のノートを作っておくといいでしょう。受験の前日まで書き溜めて宝物にしてください。)抜けていた知識は教科書を開いて基礎から確認。「なぜそうなるのか」もセットで覚えましょう。覚えるのが難しければ塾の先生などにどうやって覚えたか聞いてみるといいと思います。覚えてできるようになった問題は、これもあまり何度も復習しなくても良いです。メモした知識・公式だけは本番直前までチェックしてください。



知識をつけても出来ない問題は、解き方を覚えてしまうのが早いです。問題集を何度も何度も解き直して、問題を見た瞬間に解き方を思いつくレベルまで持っていけるのが理想です。(もちろん自分の目指す大学のレベルに合った問題だけで大丈夫です!レベルがわからなかったら塾や学校の先生に聞いてみましょう。)これを夏休みから2学期前半くらいにかけて進められるといいです。この時期は国立を目指す人は共通テストの過去問演習などの対策も忘れずに。



一冊の問題集を完成させられればこれで大抵の大学に合格できるくらいの実力はついているはずです。10月くらいを目安に二次試験、私立の一般試験の過去問に取り組みます。ここで注意しなければならないのは、過去問は勉強手段ではなく力試しだということです。自分がどこまで理解したのかの指標として使いましょう。点数に一喜一憂せず、「何が」できて、できなかったのか、確認してください。基礎ができていないようなら教科書に戻って確認、知識を入れたら答えを見ずに解き直し、を繰り返します。過去問は解く時間の1.5~2倍を見直しに費やすくらいで丁度いいです。二度と同じ問題を間違えないくらいになるまで見直しましょう。



直前期の流れとしては、12月~1月は共通テスト対策、共通テストが終わり次第前段落の流れでひたすら過去問演習、といった感じです。不安な単元は適宜問題集に戻ってもいいでしょう。直前までにしっかり感覚を掴みます。



長くなりましたが以上になります。最後に言っておきたいこととしては、上に述べたのはあくまで理想であるということです。大事なのは出来なかったことをひとつひとつ丁寧にできるようにしていくことなので、自分に合ったペースで頑張りましょう。思い通りにいかなくても大丈夫。着実に前進はしているはずです。心を大事に、1年間駆け抜けていってください。


ノーバス南浦和校

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[2021-05-08]