南浦和校 からのお知らせ:
入試前における体調と精神の管理
こんにちは、ノーバス南浦和校・講師の板垣です。
突き刺さるような寒さが身に染みる季節となり、朝の透き通る空気と白く染まる吐息は受験シーズンの到来を感じさせます。今回は、そんな受験において重要とされている体調と精神の管理について記していこうと思います。
入試に向けて最も重要なことを生徒に尋ねると、多くの生徒が勉強だと答えます。たしかに、勉強しなければ多くの場合希望する学校の入試に合格することはできません。ただ、単純に頭がよい順に合格するかと言われたらそうでもありません(そもそも「頭のよさ」の定義とは?)。私は、現在の日本の入試システムにおいては、「学力」、「運」、「分析力」そして「受験当日に実力を発揮できるか」という複数の要素によって合否が左右されていると考えています。「受験当日に実力を発揮できるか」、つまり、体調と精神の管理は合否に直結している要素だといえます。
体調管理は多くの人が直前になると気を付けると思われます。食事、睡眠、適度な運動など、体調を整える要素はいくつかありますが、特に睡眠は意識的に管理すると生活全般において大きな影響があります。朝日を浴びる、寝る直前に液晶画面を見ることを避ける、入浴・食事の時間を調節するなど、深い睡眠をとるための方法は検索すればいくらでも出てきます。その中で自分に合った方法を探っていくことが重要です。
体調が良ければ本番で実力が発揮できるかというと、そうとも限りません。世の中には、本番になると頭が働かなくなる、体が動かなくなる、(いくら体調に気を配ったとしても)体調に異常をきたすなど、「本番」という要素だけで弱体化しまうような人が一定数存在します。そのような人はまず、本番に弱いということを自覚したうえで、それに応じた対策を行う必要があります。
私がお勧めする対策は、模試を本番と同じような環境・心境で取り組み、本番は今までの模試と同様であると念じて取り組むことです。具体的には、模試と本番において起きる時間、準備、食事、前日の過ごし方などをなるべく揃えるようにすることで、本番の試験においても模試と同様であると錯覚させ、同様の成績を取ることを狙います。
ノーバスは一対一の個別指導塾ですので、勉強面のサポートのみではなく、こうした受験においての心構えや準備、生活面での悩みなどを、授業中・授業外の時間で気軽に相談することができます。
ノーバスの職員は成績向上・進路実現にむけて、生徒のみなさまに寄り添い、サポートに日々全力を尽くしています。気になった方は、是非お気軽にお問い合わせください。
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[2021-12-12]