武蔵小杉校 からのお知らせ:
「わからない」と言える授業
こんにちは。ノーバス武蔵小杉校の沙魚川(はせがわ)です。
ノーバスは生徒1人に先生1人が指導する、完全1対1の個別指導塾です。
世の中にはたくさんの塾があります。
個別指導に限定しても、1対2の指導だったり、1対3の指導だったり、1対複数の巡回式だったり、様々です。また最近では、AIを導入したタブレット端末などを併用する塾も現れ、指導の形式が多様化しています。
塾の指導形態は塾選びの中で重要なポイントで、お子さんによって向き・不向きがあります。
ノーバスは完全1対1の個別指導に拘ってやっておりますが、完全1対1の授業が全ての生徒にとっての理想形だとは私は思いません。
どのような指導形態・学習形態であれ、勉強にとって最も大事なことは、「わからない」「できない」を自覚することと、それを修正して「わかる」「できる」状態にして、点数に結び付けることです。
私は講師の先生に「生徒が遠慮せずわからないと言える雰囲気を作ってほしい」「できないこと、わからないことを生徒が隠さないような関係性を作ってほしい」と常々口酸っぱくして言っています。
個別指導は質問しやすい!とは、集団塾との比較でよく謡われますが、私は集団塾に比べれば質問しやすいですが、質問することが苦手な生徒は、個別指導でもなかなか質問できないと思ってます。
また、指導する際に、生徒が「わからない」と訴えたときに、「先週もやったよね(やったと思うけれど)」や「小学校のときに習ったの覚えていない?」など、講師の何気ない一言も、生徒によってネガティブに捉えてしまいます。こういったことが積み重なっていくと、子どもの中では「わからないという、質問する=先生からネガティブな反応がある」となってしまい、質問を遠慮したり、「わからない」を隠したりするようになります。
1対1の指導では、1対2や1対複数の生徒に遠慮して「わからない」と控えることもないのですが、それでも、こちらが意識的に「わからない」と生徒が言えるよう促してあげないといけません。
生徒が遠慮せずに「わからない」と言えるよう、講師に以下のお願いをしております。
①生徒の「わからない」「できない」を笑顔で心に余裕をもって受け止めてください。
②「わからない」「できない」ことは恥ずかしいことではないということと、「わからなかったら遠慮なく言ってね」と、こまめに生徒に言葉で伝えてください。※「わからない」と言ってくれることは、生徒が講師を信頼している証拠!
③講師、生徒ともに、テスト前(入試本番前)に、「わかってないことに気付けてよかったね!」の精神で臨んでください。→テストまでにはできるようにしよう!という目標を共有してください。
④生徒が「わからない」と言わない、質問してこないことは、生徒の理解が良好なのかもしれませんが、遠慮している可能性があることを常に疑い、本当にわかっているのか気にかけてあげてください。
⑤「わからない、できないを言いやすい雰囲気を作ること」は、生徒を甘やかすことではありません。生徒が宿題をやってこないことを見過ごしてはいけませんが、宿題をやってこないことを過度に怒ってもいけません。できなかった原因や理由を探してあげて、「どうやったら宿題ができるようになるか」を生徒と一緒に考えてあげて下さい。生徒が一歩でも前に進めるように接してあげてください。
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[2023-06-29]