武蔵小杉校 からのお知らせ:
【高1向け】大学入試について
こんにちは。ノーバスの沙魚川(はせがわ)です。
現高校2年生から、高校の指導要領が変わり、それに伴って共通テストに幾つかの変更点があります。
最近の傾向として早い段階で進路を確定したいと思う受験生が多くなり、推薦入試(学校選抜入試、総合型選抜入試)での受験を希望する生徒が増えます。
さらに一般受験においても冒険を避け、最難関大学の倍率が下がり、中堅大学の倍率が高くなる傾向にあります。
実際にここ数年、共通テストの出願者が減少しており、2024年については、ついに50万人を割りました。
これは、「受験生が減って競争が緩和した」わけではありません。
共通テスト出願前に進路が決まってしまい、(または決まる見込みが強く)一般受験に挑戦しない受験生が増えたと推測できます。
学校選抜(指定校推薦)の際に必要になる評定は、3年生の1学期(9月末)で確定します。つまり、評定の7~8割は1、2年生で確定します。もっと言えば1年生終了の段階で4割が確定します。1年生でコケてしまうと取り返すのがかなり困難になります。
高校入試では、公立の学校では3年生の内申が2年生の評定の2倍になったり、私立の受検だと3年生以外の成績が関係なかったりする学校が大半なので、3年生のがんばり次第で逆転は可能でした。
一方大学受験で推薦での合格を狙う場合は、3年生で逆転、挽回を狙うことはかなり困難になります。
高校1年生で、出足でつまずいた生徒もいるかもしれませんが、何とかまだ間に合います。
まずは最後の学年末試験で結果を残し、2年生への弾みをつけましょう。
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TEL 044-431-1386
はせがわ まで
[2024-01-24]