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2次関数

こんにちは。個別指導塾ノーバスの沙魚川(はせがわ)です。
今日は数学Ⅰで学習する2次関数のお話をします。

高校1年生や中高一貫校の中3生は、今ちょうど学習している方も多いのではないでしょうか?この2次関数の単元ですが、ほとんど全員と言っても過言ではないくらい、躓きやすい単元なのです。私も高校生のときにここで躓きました。長期休みを利用して何度も何度も問題を解きなおし、高校1年生の春休みにやっと自信を持って2次関数がわかると言えるようになりました。
かなり苦労した記憶があります。私だけではなく同級生の多くが頭を抱えていましたし、毎年多くの生徒が問題を解きながら上手くいかずに嘆いています。

なぜ2次関数で躓いてしまうかと言うと

①計算処理の手順がこれまでの内容に比べて格段に複雑になるため
②「関数」の概念があいまいなため
③2次方程式や不等式などこれまでに学習した知識をフル稼働する必要があるため
④「場合分け」というこれまであまり触れてこなかった作業が、応用問題で必要となるため
これらが躓いてしまう原因です。

2次関数までは何とか誤魔化しながらやって来れても、ここで誤魔化しがきかなくなってしまうのです。

そして更に厄介なのが、この2次関数の単元で学ぶエッセンスをこれから学ぶ数学のあらゆる単元で使うのです。
だから2次関数で躓いてしまうと、2次関数がわからないまま数学を学習してしまうと危険なのです。
しかし、逆に考えれば2次関数がわかってしまえば高校数学の半分は理解してしまったのと同じなのです。数学を武器にして、定期テストや入試で高得点がとれてしまう。一度わかってしまうと面白いくらいに点数がとれます。

高校数学がわかるかどうかの鍵は2次関数です。
ですから是非得意にして欲しいですし、わからないものをわからないままにして欲しくないのです。

この単元に限らずわからないところがありましたらお気軽にご相談くださいね。

[2024-06-26]

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