武蔵小杉校 からのお知らせ:
神奈川県公立高校入試の倍率が公開されました。
こんにちは。ノーバスの沙魚川(はせがわ)です。
昨日1/30に神奈川県公立高校入試の倍率が発表されました。
神奈川県の公立高校入試では、倍率発表を受け、期間内に1度だけ志願先が変更できます。
神奈川県全体としては、公立高校入試の競争倍率は昨年比マイナスとなっておりますが、川崎市や横浜市ではほとんど変わっておりません。
昨今、私立高(特に都内への)へ受験生が流れがちではありましたが、今年度に関して言えば、神奈川県内に関して言えば打ち留まった感があります。
原因としては、都内の私立高校の生徒が激増したことが考えられます。
東京都は都民が東京都の私立高校に進学する生徒に対し学費を助成することを決めました。
この影響で都内では公立高校離れが進み、私立高校に学生が流れました。
私立高校の生徒数が激増することになったのですが、生徒数が増加したからと言って、各高校にあった大学への推薦枠数は変わりません。
学校内で競争が生まれること自体は決して悪いことではないのですが、学生たちは推薦合格を掴むためにこれまで以上の努力を強いられることになりました。
学費の助成のある都民はまだ良いですが、それがない神奈川県民が都内の私立高校にわざわざ通う利点は少なくなりました。
この影響からか、東京都に隣接する神奈川県の中堅・上位クラスの公立高校は、例年から見てもかなりの高倍率を記録しています。
新城高校 2.05倍(昨年1.51倍)
住吉高校 1.43倍(昨年1.33倍)
多摩高校 1.85倍(昨年1.68倍)
橘高校 1.75倍(昨年1.22倍)
これらの学校はここ数年、大学合格の実績も堅調で、最寄り駅からのアクセスもよく人気が衰えません。
神奈川県の最難関である横浜翠嵐高校などを目指す生徒は、早期から受験対策を始めますが、そうでなければ割とのんびり構えている中学生も多いです(3年生になってから本気出せば大丈夫!という具合に)
しかし、この倍率をみるとそうも言ってられません。
神奈川県の公立入試では、2年生の内申点が入試で合否に影響してきます。
遅くても2年生からは準備を始めたいですね。
公立高校入試に関するご相談も随時承っております。
お困りごとがございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
[2025-01-31]