武蔵小杉校 からのお知らせ:
模擬試験
本日、塾内で中学校1・2年生対象の模擬試験が行われました。終わった後答案を拝見しましたが、まだまだこういった試験に対して不慣れなんだなぁという印象を受けました。 国語の文章題を休み時間の間にさっと読んでみました。1年生の問題では、物語文は重松清、説明文は池内了の文章が出題されていました。2年生の問題では、物語文は森詠、説明文は養老孟司が出題されていました(どの書き手も入試問題でよく見かける方です)。 ブログを読みながら、もう1度養老さんの文章を読んでいます。 ふむふむ。 なかなか、難しいことをおっしゃっています。まず、書き出しから、 「いわゆる高度成長期からバブル期にかけて……」とありますが、今の中学生の子供達は高度成長期どころか、バブル期も知らないでしょう(おそらく、社会でもまだ習っていないだろう)。 「予定されない純粋の未来、それを嫌うのは自然を認めない態度に通じる。だから(…中略…)人工物で置き換える。しかも時間といえば自分の予定に入るものだけを考える。こうしてすべてが現在化する」 ほうほう。 こういう文章を読んで、すっと頭に入ってくる中学生はまずいないと思います。でもね、実際にはこういうレベルの文章が試験には出題されるのです。 模擬試験の問題は学校の定期テストと比べると難しいものです。思ったより書けなくても落ち込むことはありません。ただ、1つだけ強く言っておきたいことがあります。 【3日以内に必ず全科目の復習をして下さい。】 結果が返却した後でもいいや、と思っている方も多いかもしれませんが、3日以内に復習するのと、1ヵ月後に復習をするのでは、学習効果が10倍は違ってきます。解答解説を読んで、わからないところがあれば、どんどん質問しに来て下さい。 国語の問題で、難しい文章が出題されたなら、とにかくその文章を何度も何度も読んでみてください。筆者の言いたいことが「なんとなく」体の中に入ってくるはずです。もちろん、わからなければ、質問に来て下さい。 大変だけど、がんばってね。 沙魚川 【リ】http://kanagawa.nohvas-juku.com/musashikosugi/info/info-151.php【ン】中原中学校【ク】定期テスト対策実施中!
[2010-11-03]